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第5波−数値、過去最悪

本紙掲載日:2021-08-23
3面

県内、ステージ4相当

◆徹底した感染防止対策

 県内の感染爆発が止まらない。過去に1日しかなかった100人超の新規感染者が6日も続く。人口10万人当たりの療養者数など、21日時点の数字はステージ4(感染爆発段階)相当のデータのはるか上を示している。

 人口10万人当たりの療養者数は88・3人(ステージ4相当は30人以上)、直近1週間の感染者数73人(同25人以上)。入院も125人、療養者583人などと、ほとんどの数値が過去最悪となった。

 河野知事は新規感染者が過去最多の158人となった21日、「県内の公衆衛生・医療提供体制は非常に厳しく、災害時の局面に近づきつつある」とコメントを発表した。

 全国と同じように極めて感染力が強いとされるデルタ株と、「お盆」を含めた夏休みで人の移動が抑えきれなかった。

 本格的に第5波に入った今月の累計感染者は1311人。「歴史的な危機」とされた第3波だった今年1月の1050人を21日時点ですでに上回った。第4波までは県独自の宣言後すぐに見えた拡大の頂点が第5波では全く見えてこない。

 人口が集中する宮崎市ではクラスター発表が連日続く。

 21、22日は、感染拡大の急所として第4波まで徹底して抑え込んでいた福祉施設や飲食店で感染者が確認された。戸敷正市長は同市で85人の新規感染者が確認された21日、「若い世代での感染急増、福祉施設での感染者集団に大変危機感を持っている」とコメントした。

 火種は宮崎市だけにとどまらない。21日時点の圏域ごとの1週間当たりの感染者数は宮崎東諸県104・3人、日向東臼杵102・6人、西都児湯73・5人と続き、延岡西臼杵の45・2人など全7圏域が30人を超えている。

 知事は「感染者の入院・療養体制を適切に確保するため、医療提供体制のさらなる充実に向け引き続き全力を尽くす」とするが、「今後も感染の高止まりが続くと(脆弱〈ぜいじゃく〉な本県の医療体制で)、一般医療との両立が困難となり、救える命が救えなくなる状況も現実味を帯びてくる」と危機感を募らせる。

 県は24日までとしていた全県の飲食店に対する営業時間短縮要請を31日まで延長。県ができる対策はすべて取った上で18日、国に対し、まん延防止等重点措置の適用を要請した。

 21日、重黒木清県福祉保健部長は「仮に時短要請をしていなければ、飲食店などでクラスターが続発し、これ以上の感染爆発が起こっていた可能性はある。一定の効果は表れている」と認識を示した。

 全国的な感染爆発の中、宮崎県への「まん延防止」適用がいつになるのかは、不透明だ。

 感染力が強いデルタ株に対しても「適切なマスクの着用や密を避けるなど感染防止を徹底すること」が最大の対策になることは何ら変わらない。

 重黒木部長は「第5波でも、食事の場面などちょっとした気の緩みからマスクを外して感染が広がったという実例が散見されている」。まん延防止適用後、すぐに対策が取れるよう準備を進めながら、県民一人ひとりへ感染防止対策を訴え続ける。

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