新型コロナ

◆感染者１人が死亡−基礎疾患のある高齢者−２１日

　県は２１日、新型コロナウイルスに感染し、治療中だった基礎疾患がある高齢者１人が２０日に亡くなったと発表した。県内の死者は第５波では２人目、累計２９人になった。

　県によると、２回のワクチン接種を終えていた高齢者。１９日に発熱の症状があり、同日遅く陽性が判明。２０日に容体が急変したという。


◆県立延岡病院の看護師が感染

　県は２１日、県立延岡病院に勤務する２０代女性看護師が新型コロナウイルスに感染したと発表した。看護師が勤務する病棟の入院患者らの検査は終え、全員の陰性を確認。感染防止対策を徹底した上で通常通り診療を行う。

　同院などによると、女性は２度のワクチン接種済みで、コロナ感染者と接する病棟ではないという。１７日まで休みで１９日の勤務後にせきの症状があり、２０日に医療機関の検査で陽性と分かった、

　保健所の調査で、濃厚接触者となった看護師４人は経過観察のため、接触日から２週間の出勤停止とするという。


◆中学校の部活は中止−延岡市教委、２５日まで

　延岡市教育委員会は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い２５日まで、市立中学校に対し部活動を中止するよう求めている。２６日以降については現在検討中。

　また、同市スポーツ協会も感染者数の増加や市の公共施設の閉鎖に伴い、３１日までスポーツ少年団活動を禁止している。

　部活動、スポーツ少年団活動共に、九州、全国大会等の上位大会については、保護者等の同意があれば参加可能としている。


◆高千穂町の関係職員が感染

　高千穂町は２２日、町の関係職員１人が新型コロナウイルス感染症に感染していることが確認されたと発表した。

　県や町によると、感染した２０代男性は窓口業務に従事しておらず、濃厚接触者は現在調査中。町は既に勤務する職場を消毒しており、２３日朝から通常通り業務を行っている。