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中小企業応援士に委嘱−基盤整備機構

本紙掲載日:2021-08-24
3面
中小企業応援士の委嘱状を受け取る杉本社長(左)。右は橋本本部長

21年度県内1人・高千穂町の杉本氏

 高千穂町にある杉本商店の杉本和英代表取締役社長(47)が中小、小規模事業者を支える「中小企業応援士」として、独立行政法人中小企業基盤整備機構(豊永厚志理事長、東京都港区)から委嘱された。

 応援士は2019年度、地域の発展に功労のある経営者らを委嘱して、同機構とともに地域の中小企業を応援することを目的に同機構が創設。21年度は全国で65人が委嘱され、県内では杉本社長のみ。今年度を含めて累積202人となり、杉本社長は県内で3人目となる。

 4日に同機構九州本部の橋本大哉本部長と同本部南九州事務所の高田康一所長が同社を訪問。橋本本部長が委嘱状を杉本社長に手渡した。委嘱期間は23年3月31日まで。

 杉本社長は、「九州内外で講演などをするが中小機構の支援策など役立つ施策を知らない人が多いと感じる。こうした便利な施策と地方の中小企業の経営者らをつなげていきたい」と話した。

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