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延岡市に炭酸飲料7万2千本−大塚食品

本紙掲載日:2021-08-31
3面
目録を手にする読谷山市長。左は大塚食品戦略企画部の田本部長、右は官民連携事業研究所の鷲見英利社長

フードロス削減、在庫を活用

 大塚食品(本社・大阪)は30日までに、炭酸飲料「MATCH(マッチ)ミネラルライチ」(500ミリリットルペットボトル)7万2000本を延岡市に寄贈した。市は今後、市内での各イベントやヘルストピア延岡、子ども食堂などのほか、災害時に避難所でも配布する方針。

 今回の寄付は、グループ会社の大塚製薬が同市と昨年締結した連携協定に基づく事業の一環で、官民連携事業研究所(本社・大阪)との協働事業。フードロス削減のため在庫を有効活用しようと、これまで同市を含む全国の6市町に計24万本を寄付している。九州では同市のみ。

 同日、オンラインで行われた贈呈式で大塚食品戦略企画部の田本修部長は「ぜひ有効活用していただけたらありがたい」。読谷山市長は「寄付をいただくと同時に、SDGs(持続可能な開発目標)の達成目標の一つとなるフードロス対策の一翼を担えることをうれしく思う」と述べた。

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