２５日、みやざき短歌甲子園

全国から６校がオンライン対戦

◆尚学館高等部も出場

　全国高校生短歌大会の成績上位校がオンラインで対戦する「みやざき短歌きらり★全国高校生みやざき短歌甲子園」が２５、２６両日のともに午前１０時３０分から開かれる。

　２５日が対戦で、県北からも今年度の「牧水・短歌甲子園」（日向市）で本選に出場した延岡学園尚学館高等部が出場する。動画配信サイトＹｏｕＴｕｂｅで、無料で視聴できる。

　出場校は他に、昨年度の全国高校生短歌大会（＝短歌甲子園、岩手県盛岡市）で優勝した八戸高校（青森県）、今年度の高校生万葉短歌バトルｉｎ高岡（富山県高岡市）で優勝した盛岡第三高校（岩手県）、今年度「牧水・短歌甲子園」２位の宮崎西高校、同３位の星野高校（埼玉県）と宮崎商業高校。

　最初に３校ずつのリーグ戦が行われる。尚学館は「海リーグ」で、星野、宮崎商業と戦う。詠題は対星野が「耳」、対宮崎商業が「読」。リーグ１位になると、同日午後３時からの決勝に進み、「山リーグ」１位校と対戦する。

　審査委員は、いずれも歌人の伊藤一彦、米川千嘉子、俵万智、大口玲子、笹公人の各氏。

　２６日は宮崎市のメディキット県民文化センター演劇ホールで、審査委員による座談会が開かれる。正午までの予定。

　大会は、国文祭・芸文祭みやざき２０２０フォーカスプログラムの一つ。県の国文祭・芸文祭実行委員会などが主催し、日向市東郷町出身の国民的歌人若山牧水に焦点（フォーカス）を当てる内容。

　当初は、同ホールで配信動画と座談会の観覧ができる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大予防の観点から動画配信のみに変更された。

　配信チャンネルは「いざムー宮崎」で検索。ライブ中継だけでなく、大会終了後も配信される。問い合わせ先はＡＶＣ放送開発「短歌甲子園」係（電話０９８５・５１・５８９９）。