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生理用品無料配布へ−県教委

本紙掲載日:2021-09-23
3面

7校で6週間の検証中

◆結果踏まえ・10月下旬から全県立校で

 県教育委員会は、県立学校の2学期開始に合わせて、生理用品を無料で配布する検証を県立学校7校で始めた。各校6週間にわたって実施する予定。結果を踏まえた上で早ければ10月下旬から、全ての県立学校への配布を始める。

 県教委スポーツ振興課によると、検証校は延岡しろやま支援学校、富島高校(定時制を含む)の県北2校を含む全7校。幅広いデータを得るために、地域や校種、対象となる年齢などを考慮して選んだ。学校によって2学期の開始日が違うため、始業式以降最も早い月曜日から検証を始めるよう求めたという。

 担当者によると今年6月、昨今の社会情勢を踏まえて県内のある団体から学校で生理用品を配布するよう要望書が提出され、対応を検討。関東地方では既に配布を始めていた自治体もあり、参考にしながら実施方法について検討を重ねてきた。

 検証には、県の災害用防災備蓄品として保管されていた生理用品を使用。期間中に不足した場合は新たに購入し、追加した個数を報告するよう求めている。

 また、検証前には、対象校を集めて説明会を実施。保護者や子どもたちの理解が得られるよう、文書を配布することなど案を提示した。各校、案を元に全校生徒にプリントを配布したり、女子生徒のみを集めて集会を開いたりするなど、学校の実態に応じた対応をとっているという。

 6週間の検証では−、1、2週目=保健室▽3、4週目=トイレの個室▽5、6週目=1〜4週目以外の公共の場所―と細かく場所を指定。保健室では養護教諭に許可を得る、もしくは自由に取るなど、各校の実態に応じて決めるよう判断を委ねた。トイレの個室に関しては、全ての個室に置くことが難しいケースもあるため、設置した場所を周知するよう求めている。

 一方、5、6週目に関してはトイレの手洗い場に置くなど各校で決めるが、女子のみが対象のため難しさもある。「(生理について)男子も知っておいた方がいいが、男子には知られたくないという女子生徒の気持ちも尊重したい」と担当者。これまでタブー視される傾向だったこともあってデリケートな部分が強く、この取り組みが女子生徒にとって精神的負担となることを懸念する。
そのため、言葉の使い方や配布の仕方なども検証対象となる。

 検証校は配布個数やかかった費用、生徒の反応などを細かく記録し、終了後に検証報告書を提出する。また、生徒へのアンケートも実施予定。女子生徒全員に配布し、無記名式、任意で提出を求める。

 現段階で生徒が利用しているという報告もあり、必要性を感じているものの、女子生徒の気持ちの面など反応を見ながら、慎重に進めていきたい考えだ。

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