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九州「川」のワークショップin日向

本紙掲載日:2021-11-04
3面
第20回九州「川」のワークショップin日向実行委員会の山田さん(左)と川越さん

7日にオンライン開催

 第20回九州「川」のワークショップin日向が7日午前8時30分から、オンラインで開かれる。同実行委員会委員長の山田大志さん(NPO法人五ケ瀬川流域ネットワーク所属)は「誰でも気軽に参加してほしい」と呼び掛けている。

 イベントは、河川環境や防災意識の向上などを目的に、毎年九州各県持ち回りで開かれており、本県では4回目。今回は「日本のひなたから届け!環境と防災2つのパワー」をサブテーマに実施する。
 
プログラムは2部制。午前の部では九州各県の学校や企業、行政など29団体が各3分間、保全活動や安全教室などそれぞれの取り組みをビデオで紹介する。質疑応答の時間も設けられている。

 県北からは、日向市立東郷学園小学校の4年生が「水辺環境指標を用いた水辺調査」、NPO法人コノハナロード延岡市民応援隊が「のべおかの花咲かじいさん」、九州電力耳川水力整備事務所が「『いい耳川』づくりを目指したダム通砂運用の取り組み」、耳川広域森林組合が「高校生と考える林業と環境」をテーマにそれぞれ発表する。

 午後の部は、福岡大学工学部社会デザイン工学科、渡辺亮一教授の講演とパネルディスカッションがある。ディスカッションでは、同整備事務所(日向市)の前畠龍三所長と川坂川を守る会(延岡市)の安藤俊則事務局長がパネリストを務める。

 参加費は無料。イベントにはZoomを活用する。6日午後5時までにNPO法人五ケ瀬川流域ネットワーク(info@gokasegawa.net)にメールで申し込むと、参加用のURLが届く。

 延岡河川国道事務所河川管理課主任で同実行委員の川越邦俊さんは「特色あるさまざまな河川活動を知ることができる機会」とPR。山田さんは「オンライン開催にしたことでディスカッションの時間が確保できたし、防災についても学べる。ぜひ多くの方に参加してほしい」と話していた。

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