日本一目指して県北から８人

技能五輪・全国アビリンピック−選手を激励

　第５９回技能五輪全国大会と第４１回全国障害者技能競技大会（全国アビリンピック）の選手激励式は９日、宮崎市の県企業局県電ホールであった。県北からは技能五輪に２人、技能競技大会に６人が出場する。

　技能五輪全国大会（厚生労働省など主催）は２３歳以下の技能者が対象で４２職種で、全国アビリンピック（高齢・障害・求職者雇用支援機構など主催）は障害のある人たちが職場などで培った職業技能を２５種目で競う。両大会はいずれも１２月１７〜２０日、東京・ビックサイトなどで技能日本一を懸けて開催。本県からは技能五輪に１５人、アビリンピックに８人が出場する。

　式では、永山寛理副知事が、選手団団長を務める岩佐富士夫・県職業能力開発協会副会長に団旗を手渡し、「職場や学校で優れた技能を習得され、栄えある代表に選ばれた。技能を存分に発揮し、全国の仲間と交流を深めてほしい」と激励した。

　選手を代表し、技能五輪のレストランサービスに出場する西川大樹さん（フェニックスリゾート、宮崎市）とアビリンピックの喫茶サービスに出場する松本七海さん（ＧＭＯドリームウェーブ、同）が「日頃の鍛錬の成果を十分に発揮し、県代表としての誇りを胸に全力で競技する」と誓った。

　県北の出場選手は次の通り（かっこ内は職種・種目名、事業所とその所在地）。

【技能五輪】家具＝満尾聡史（キサヌキ、延岡市）▽フラワー装飾＝青柳有茉（ｗｉｔｈｆｌｏｗｅｒＫＯＫＯＲＯ、日向市）

【全国障害者技能競技大会】表計算＝見山浩章▽ＤＴＰ＝野平信也▽縫製＝炭田大介▽ビルクリーニング＝平野一範▽フラワーアレンジメント＝荒木しのぶ、岩瀬恵美（ともに旭化成アビリティ延岡営業所、延岡市）