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早く家族のもとに−椎葉村

本紙掲載日:2021-11-22
3面
河原を捜索する消防団
収集物を並べる女性団員

不明の3人を一斉捜索

◆水量の減るこの時期に−消防団や建設業の青年部

 昨年9月の台風10号で発生した椎葉村下福良の土砂災害で、行方不明のまま死亡が認定された3人の一斉捜索が21日、被災現場から下流の河川やダム湖で行われた。村消防団(椎葉吉人団長、約290人)や日向地区建設業協会青年部(甲斐宣人部長)など約200人が参加した。

 土砂災害では建設業「相生組」(相生秀樹社長)社長の妻勝子さん(当時68)▽息子の相生泰孝さん(同39)▽ベトナム人技能実習生のグエン・ヒュー・トアンさん(同22)▽チャン・コン・ロンさん(同23)−の4人が犠牲となり、発生翌日から、延べ2千人以上が捜索活動に従事。トアンさんが遺体で発見されたが、3人はいまだ見つかっていない。

 村消防団は、「家族のもとに帰してあげたい」との思いから、村役場と協議。河川やダムの水量が減り、透明度が増す時期に一斉捜索を行うことを決めた。

 午前8時ごろ、参加者は災害現場で黙とうをささげた後、捜索を開始。現場から約4キロの岩屋戸ダム(通称尾平ダム)までの河原を徒歩で、同ダムと諸塚村の塚原ダムでは水中と空からドローンを使って手掛かりを捜した。

 徒歩の団員は、スコップやくわを手に河原を掘ったり、岩陰をのぞき込みながら歩みを進めた。胴長を着用した団員もおり、川の中に入って川底を確認するなどしていた。

 一方、本部が設置された鹿野遊ふれあいセンターでは、団員らが引き揚げた遺品と思われる物が集められた。ぼろぼろになった服や靴、電話などのほか、3センチから20センチほどの骨もあった。骨は日向署の署員がその場で画像を撮って本部と連絡を取りながら確認。ほとんどが獣の骨だったが、画像では確認できないものが一部あったため、同署へ持ち帰ることとなった。

 午後3時30分ごろの捜索終了後、収集物を確認した相生社長は、「なかなか手掛かりがなく、普段から身に着けていた物など、何か出てきてくれればいいのですが。捜索をしてくださった皆さんには、感謝しかありません」と話した。

 椎葉団長によると、今後も定期的にドローンを使った捜索を実施し、来年同時期には再び一斉捜索するという。

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