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迫る特急、警笛に慌てながら

本紙掲載日:2021-11-23
3面

女性救助の横山さん−県警本部長感謝状

◆鳴る警報、踏切にシニアカー

 県警本部は22日、踏切内で立ち往生していたハンドル型電動車いす(シニアカー)に乗った女性を避難させ人命救助したとして門川町平城東の横山和宏さん(68)に佐藤隆司本部長からの感謝状を贈った。

 日向署によると、横山さんは、11日午前10時47分ごろ、JR日豊線門川―日向市駅間の門川町門川尾末の踏切で、シニアカーの80代女性が立ち往生しているのを発見。警報器が鳴り、特急が近づく中、自らの危険を顧みず、女性を線路外に避難させ救助した。

 感謝状贈呈は、日向署で行われ、垂水一洋署長が賞詞を伝達し、賞状を手渡した。

 当時について横山さんは、日課である犬の散歩をしていたが、体の調子が悪かったため、普段より30分ほど早く切り上げ、帰る途中だった。踏切付近で休憩していたところ、警報器が鳴り、見るとシニアカーに乗った女性が踏切内にいたという。

 「とにかく出さないかん」。駆け寄ってシニアカーごと踏切の外に運び出そうとしたが動かず。その際、シニアカーが転倒したため、まずは女性を避難させた。

 その後、踏切内に残されたシニアカーの運び出しを再び試みたが、「警笛が3、4回鳴り、見たら特急が50メートルほどまで来ていた」。間一髪で避難した。2人は逃げる際に軽いけがを負ったが無事だった。その後、シニアカーは特急と接触した。

 横山さんは「救助している時は意外と落ち着いていたけど、汽笛や特急の音、通過した時の風がとても怖かった。少し時間がたってから手足が震えた」と振り返った。

 高齢女性には「これぐらいのけがで済んで、良かったね」と声掛けしたと言い、「シニアカーでも自転車でも、車でも事故したら1人のけがではすまない。高齢者に限らず気を付けて運転してほしい」と話した。

 垂水署長は「勇気ある行動。普通できることではない。人命を救っていただきありがたく思う」と感謝。今回の事故については、「今後も高齢化率が伸びていく状況において、シニアカーによる事故が増える可能性がある。啓発と共に、対象者への講習も考えていく必要がある」と述べた。

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