地域の防災力高めて

延岡市自主防連協・３２組織に発電機一式

　延岡市自主防災組織連絡協議会（吉田敏春会長）は２２日、長年にわたって活動を継続する市内３２自主防災組織に、防災用資機材として発電機一式を交付した。

　資機材交付事業は、財団法人自治総合センターが宝くじの社会貢献広報事業として行われ、助成金２００万円を活用した。各自主防災組織に交付されたのは、発電機とガソリン携行缶、ＬＥＤ（発光ダイオード）投光器、三脚のセット。

　交付式は市社会教育センターであり、吉田会長が「まずは自助、自分が助からなければ他の人は助けられない。防災訓練、講話を積極的に実施し、地域の防災力を高めてほしい」と呼び掛けた。

　代表で目録を受け取った柚木区の杉本淑子さん（７１）が「交付していただいた資機材は災害時の備えとして非常に心強い。自分たちの地域は自分たちで守っていくという意識を強めていきたい」と謝辞を述べた。

資機材の交付を受けた自主防災組織は次の通り。

　稲葉崎中原区、平原町椿ケ丘区、桜小路区、美咲ケ丘区、萩町エスポワール区、塩浜西団地区、宇和田町、稲葉崎平田区、小梓区、あさひ台区、柚木区、神戸町区、二ツ島寺島区、高千穂通り、北川町上赤地区、同町深崎地区、同町深瀬地区、同町祝子川、同町八戸地区、同町川坂区、同町白石地区、同町下塚、同町松瀬地区、同町俵野地区、同町葛葉地区、同町本村地区、北方町自主防災組織連合会（笠下）、同（美々地）、同（上鹿川）、大野町、県住北一ケ岡３区、北方町自主防災組織連合会（曽木）