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手作りポーチ150個を奉納

本紙掲載日:2022-01-05
6面

革細工歴56年の職人−にしき家の甲斐敏雄さん

◆今山大師へコロナ終息祈願
 大師祭の福引賞品に120個−30個は本紙の読者に

 延岡市三ツ瀬町で、革製品の店「手作りバッグのにしき家」を営む甲斐敏雄さん(91)は、コロナ終息と無病息災を願って、今山大師(野中玄雄住職)に、手作りの革製ポーチ150個を奉納した。

 「心の商売を大切にしています。製作する時、品物の一つ一つに魂を込めて相手にささげると、成果が返ってくるんです」と話す甲斐さんは、革細工歴56年の大ベテラン職人。これまでにも、延岡今山大師祭に合わせて自作の革製キーホルダーやバッグを奉納している。

 今回、作業に着手したのは昨年10月5日だった。しかし翌日、体に異変を感じ、大事を取って病院へ。3時間に及ぶ精密検査の結果、どこにも異常なしと診断され一安心した。「私はお大師さんに守ってもらっている。本当にありがたい」と感謝し、作業を再開した。

 ポーチ製作には80以上の工程があり、いずれも気が抜けない作業。1個当たり約8時間かかるという。これらをすべて1人でこなし、真心を込めて作った。

 サイズは横21センチ、高さ13センチ、幅7センチ。縁取りとまちに上質な革を使用。中央の柄はパッチワーク風で、子羊、牛、友禅染、型押しなど数種類の革の組み合わせを変えることで、150個すべてを異なるデザインにした。柄の周りの地の部分はナイロン製の布(緑色)で、傷が付きにくく、水を通さないことも特徴。裏地には紳士背広に使われる生地を使った。

 ファスナー付近には「招福・今山大師」と刻印した革製のストラップも付いている。

 すべての製作を終えた後、甲斐さんは、一つ一つを改めて検品。「私の手から離れて一つの旅に出る。娘を嫁に出す気分です。使ってもらう人に愛されれば」と送り出した。

 今山大師では12月30日に「入魂式」を行い、野中住職が祈とうした。

 野中住職は「名工が作られた逸品。安心立命を体現された、そのエネルギーのすごさに感心します。甲斐さんと今山大師とは先々代住職からのお付き合いで、『にしき家』という屋号も先代が付けさせていただいた間柄。今回のご奉納はありがたく感慨深い。今後ますますのご健康と、お客さまに喜びと満足を与えていただきますようにお祈りいたします」と話した。

 ポーチは本堂に納め、節分などの際にも祈りを込めた後、今年4月に開催予定の大師祭で、福引の賞品として参拝者に進呈することにしている。また、にしき家でも1個1万3千円で販売している。


◇読者プレゼント

 今山大師は、奉納された150個のうち30個を、夕刊デイリー新聞の読者に抽選で1人1個ずつプレゼントする。「読者の方に喜んでいただければ。お年玉プレゼントに」と野中住職。

 欲しい人は、はがきに住所、氏名、年齢、電話番号を書いて、〒882−8577延岡市大貫町2丁目1302番地夕刊デイリー新聞社「にしき家ポーチプレゼント係」まで。19日到着分まで有効。


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