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交通安全の気構え新たに

本紙掲載日:2022-01-12
2面
活動始め式で服装点検を受ける延岡市交通指導員と市交通少年団員

延岡市交通指導員会・少年団−合同で活動始め式

 延岡市交通指導員会(大野康男会長)と市交通少年団(松谷蓮兜団長)は10日、市役所玄関前で合同の活動始め式を行い、年頭に際して気構えを新たにした。

 晴れ渡った冬空の下、制帽、制服姿の交通指導員33人と少年団員22人が、指揮官を務める大野会長の号令で整列。市「めひかり交通安全」対策本部長の読谷山洋司市長、久留米英樹延岡警察署長、上杉義則延岡地区交通安全協会長から服装点検と、手帳や警笛の携行品点検を受けた。

 この後、読谷山市長は「市民の命を守るために日夜活動に当たる姿を見せて、地域に貢献する尊さを広めてほしい」とエール。久留米署長は昨年中に市内で4人の尊い命が失われたことを報告し、協力を要請。上杉会長も「高い意識と決意に満ちた姿を見せていただいた」と感謝、激励した。

 交通指導員は朝夕に制服姿で交差点などでの交通指導に努めているほか、年間を通した交通安全運動のキャンペーンに参加。交通少年団も子どもの立場から大人に向けた訴えや、同世代への呼び掛け役として、地域の交通安全に貢献している。

 交通少年団の松谷団長は「みんなのまとめ役として頑張りたい。大人の人には飲酒運転は絶対にせず、運転中は道路を渡る人に気を付けてほしい。横断するお年寄りの方なども周りをしっかり確認してほしい」と話した。

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