感染者が急増、��城・三股オレンジに
本紙掲載日：2022-01-12
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日向・東臼杵、報告数１０・５人
県は１１日、感染者が急増し、直近１週間の人口１０万人当たりの新規感染者数（新規報告数）が２０人（２０・５人）を超えた都城北諸県圏域の都城市・三股町をオレンジ（感染警戒）区域に指定すると発表した。会食などの行動制限を要請する。また、河野知事は拡大傾向が見られる日向・東臼杵圏域などにも、２０人を超えた場合には同様の要請を行うことを示唆した。
都城市と三股町の県民に対する要請期間は１１日から３１日まで。�〆�雑した場所や感染リスクの高い場所への外出・移動の自粛��会食は１卓４人以下、２時間以内―。また、イベント開催、高齢者施設などでの対面面会などの制限を要請する。
第５波を教訓とした県の方針では、会食の時間制限は行わず、「ワクチン・検査パッケージ」適用による人数制限緩和を行うとしていたが、オミクロン株の感染力などを考慮し、変更した。
また、オレンジ区域に指定した両市町を対象に、ジモ・ミヤ・タビ（県民県内旅行）キャンペーンを３１日まで停止する。
県感染症対策室によると、会食クラスターなどで感染が急増した日向・東臼杵圏域の新規報告数は１０・５人。今月１４日までにあと８人の感染が判明した場合、目安の２０人を超える。
河野知事は「県内も明確に第６波に入り、急拡大する瀬戸際にある。オミクロン株の感染力の強さで、全国的に過去にないスピードで急拡大している。３連休が明け、今後１週間の感染の広がりを注視し、さらに警戒を」と呼び掛けた。