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アンテナ−「老舗の味を、ぜひどうぞ」

本紙掲載日:2022-01-20
4面

本家ささき(延岡市)主任・権藤憲太郎さん

 「お客さまから、『節目、大切な日の料理は、やっぱり本家ささきだね』と言われた時は、やりがいを感じる」

 延岡市出身の41歳。延岡学園高校調理科を卒業後、大阪や神戸の日本料理専門店で8年間修業。その後、帰郷して県内の有名店などで働いた。

 2年前に同社が桝元グループになったのと同時期に入社。厨房(ちゅうぼう)で腕を振るうだけでなく、率先して配達も行う。

 「お客さまの生の声を聞くことで、いろいろなヒントがもらえる」と探究心旺盛だ。

 この道21年。本家ささきの印象については「こんなに手作りが多い店は初めて。既製品に頼らず手作り食材に重きを置く。伝統の重みを感じる」と話す。

 現在、恵方巻き(桜でんぶ、かんぴょう、シイタケ、三つ葉、ニンジン、ゴボウ、穴子、厚焼き)の予約を受け付けている。そのほか、大ぶりのエビが入った「レタス巻き」や、「海鮮巻き」(サーモン、エビ、イカ、イクラ、とびこ、キュウリ入り)も人気だ。

 「老舗の味をぜひどうぞ」と呼び掛ける。

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