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ココカラSDGs−第10回「未来づくり×SDGs」(上)

本紙掲載日:2022-01-26
6面

▽社員は全員女性、若い世代が活躍−塩谷さん
▽来月、島浦島に「満月食堂」プレオープン−甲斐さん

 今注目のSDGs(エスディージーズ)をテーマに、地域や地球の未来を共に考えるFMのべおかの番組「ココカラSDGs」の第10回「未来づくり×SDGs」が、20日に放送された。内容を一部抜粋し、2回に分けて紹介する。

 アドバイザーはSDGsコミュニケーターの難波裕扶子さん(49)=シンク・オブ・アザーズ代表、日向市亀崎西=。ゲストはエリノアデザインラボ=延岡市幸町=代表の甲斐慶太朗さん(31)、このはな不動産=同市恒富町=代表の塩谷愛藍さん(36)。収録は19日に行われた。

−−第10回のテーマは「未来づくり×SDGs」です。

〈難波〉未来は人がつくります。今回は次のリーダーとなる30代に注目し、延岡市で活躍中のお二人をゲストにお招きしました。まずは塩谷さん自己紹介をお願いします。

〈塩谷〉不動産業勤務などを経て、2016年に「このはな不動産」を開業しました。土地や中古住宅を売りたい、買いたいという人の相談に応じてマッチングしていくのが主な事業です。
実動部隊である営業社員の平均年齢は29歳で、事務職も含めた社員全員が女性です。営業社員が女性というのは不動産業界では珍しいことです。
何より弊社の一番の強みは、若い世代の社員が活躍していることです。年齢と経験を積み重ねてプロフェッショナルになるというイメージがとても強い業界なのですが、若い世代は知識が頭に入ってくるスピードが全然違います。
また、弊社は「お客さまの人生に寄り添い、豊かで明るい未来を共に描いていきます」という経営理念を掲げています。彼女たちはお客さまの未来と自分の未来をつかむため、一生懸命に頑張ってくれています。
自分たちがこれから社会人生活を30年以上続けていこうとしている中で、買ってくださるお客さまの多くが同世代で、共にこの延岡で生活していくことになります。そこに責任を感じるのではないでしょうか。そういう真摯(しんし)な向き合い方は、彼女たちでなければできないことだと思っています。また、売りたいというお客さまは、彼女たちからすると親や祖父母の世代になり、そちらにも気持ちが入っていくようです。

〈難波〉自分の未来をつかみ、お客さまのニーズもつかむ。人と人のつながりを感じますね。

−−次に甲斐さん、自己紹介をお願いします。

〈甲斐〉福岡県小郡市の出身で、日向市くらいの規模のベッドタウンで育ちました。京都府内の大学を卒業し、東京都内のベンチャー企業で働いた後、佐藤焼酎製造場(延岡市祝子町)の前社長からお誘いを受け、延岡に移住しました。

〈難波〉名字は甲斐ですが、移住してこられたのですね。

〈甲斐〉延岡は父のふるさとで、僕も0歳から毎年夏と冬に必ず訪れていたので、そんなに違和感なく移住してきました。ただ、甲斐という名字なので「延岡出身でしょ」とよく言われます。福岡に暮らしていた時は、周りに甲斐なんていう名字は誰もいなかったので、僕にとってはアイデンティティーだったのですが、延岡に暮らすようになったら甲斐ばかりで驚きました。

〈難波〉今、どんなお仕事をされているのですか。

〈甲斐〉個人事業主で、地域に根差しながらさまざまな事業に取り組んでいるところです。現在は「エリノアデザインラボ」というデザイン事務所と、「n計画」という喫茶店を開いています。来月18日には新たに、延岡の離島・島浦島に「満月食堂」をプレオープンする予定です。ここでは食堂事業と、「タイのほぐれ身」の水産食品加工事業に取り組みます。

〈難波〉かなりクリエーティブ(独創的)な活動をされていますね。そして、なぜ島浦島なのか。もう少し詳しく聞かせていただけますか。

〈甲斐〉僕と塩谷さんの共通の友人が島浦島にどっぷりつかっていて。ちょっと変わった人なのですが、その友人から「一緒に遊ぼう」と誘いを受けるようになり、そこから少しずつ島浦島の人たちと関わるようになりました。
僕が独立した2019年12月ごろ、延岡で島浦島を活性化するビジネスプランのコンテストがあり、そこで僕が応募したビジネスプランが最優秀賞に選ばれ、それが今回の事業につながっていきました。

〈難波〉いろいろな人とオープンにつながりながら、今ないものを創り上げていく「未来志向型」の仕事をされていらっしゃる。「あの人とだったら絶対に面白くなるはず」という、甲斐さん自身の魅力も大きいのではないでしょうか。

(つづく)

■再放送■27日午後8時、30日午前11時からの2回


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