２月１６日から確定申告

申告書の事前作成会−延岡税務署

　２０２１年度確定申告相談会場開設（２月１６日〜３月１５日）に先立ち、延岡税務署（延岡合同庁舎内）は、２４日から申告書事前作成会を開き、申告の受け付けや相談対応等を行っている。対象は住宅ローン控除の適用者で、２月１日から公的年金の受給者も対象に加わる。

　感染症対策として分散来場を図る狙い。期間は同１５日まで。会場は延岡合同庁舎５階、時間は午前９時〜午後４時（土日祝日を除く）。

　来場の際は同署が郵送している案内書を持参し、申告にはマイナンバー（１２桁）の記入、本人確認書類の提示、写しの提出が必要。案内書がない場合は同舎１階で整理券を発行するが、混雑状況により後日の来場を求める場合もある。

　今月３１日以降の来場希望については、国税庁が開設しているＬＩＮＥ公式アカウントで整理券のオンライン事前発行（希望日の１０日前から２営業日前まで申請可能）を行っている。

　申告手続きのため、初日に来場した同市北一ケ岡の７０代男性は「コロナがはやり始めた２年前から感染予防には気を配っている。事前作成会があると混雑も少なく短時間で終わるのでありがたい」と話していた。

　同署は、来場時の検温、マスク着用、手指消毒などへの協力とともに、パソコンやスマートフォンを利用した国税電子申告・納税システム「ｅ‐Ｔａｘ」や郵送による申告も呼び掛けている。

　確定申告に関する問い合わせは同署（電話延岡３２・３３０１、自動音声に従って「０」を選ぶ）まで。