夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
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写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
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縣土持氏−土持高信が久綱と改名
◆宗麟の日向侵攻−自刃していなかった
延岡史談会会報に掲載された論文で、甲斐典明会長は日向国の有力氏族だった土持氏について従来の説を覆す研究成果を報告している。県外史料の「鹿児嶋土持系図」から縣土持氏の新事実を掘り起こした。
縣土持氏の久綱に関してはこれまで、「祝子で自刃」「久綱から高信に改名した」などとされていたが、実際は、1599(慶長4)年4月に京都伏見で病死、久信は島津義久から久を賜り、高信から久綱と改名したことが明確になった。また、久綱の父、栄続(よしつぐ)とその兄・栄益(よします)の宝篋印塔(ほう9日いんとう)が延岡市三須町の法明寺にあることを確認、栄益の実在など、数々の新たな事実が分かった。
縣土持氏は中世に延岡地方を統治していた有力氏族だが1578(天正6)年、大友宗麟の日向侵攻で寺社などが徹底破壊されたため、それ以前の詳しい史料などは残っていない。そのため、縣土持氏については、延岡に伝わる系図や一族の伝聞などが根拠になっていた。戦の混乱の中でいくつかの事実が錯綜(さくそう)して伝わったとも思われる。
甲斐さんによると、鹿児嶋土持系図は「鹿児島に命脈を残した縣土持氏について詳細に記されており、久綱の実父・土持栄続、鹿児島土持氏の祖になった久綱の子・盈信(みつのぶ)など、「久綱を軸とする縣土持氏直系としての鹿児島土持氏の正当性を示した系図」という。