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養豚事業発展に貢献

本紙掲載日:2022-02-10
2面
功労賞の表彰状を手にする小崎進一さん(中央)と妻ツルミさん(左)。右はJA延岡養豚部会の伊東愛二部会長(提供写真)

小崎さん夫妻(五ケ瀬)に功労賞

 県内の養豚事業発展に貢献したとして、JA宮崎経済連養豚多頭飼養者研修会はこのほど、五ケ瀬町三ケ所の小崎進一さん(69)・ツルミさん(70)夫妻に功労賞を贈った。

 小崎さん夫妻は20年前、JA高千穂地区管内に養豚農家がなかったことから、圏域を越えて体制の整っていたJA延岡の組合員になった。養豚部会の部会員として養豚事業に従事してきたが、この数年、体調を崩して規模縮小を余儀なくされ、昨年10月に廃業を決断した。

 贈呈式は小崎さん宅であり、JA宮崎経済連とJA延岡の関係者らが訪問。JA延岡養豚部会の伊東愛二部会長が表彰状と記念品を贈呈し、長年の努力をたたえた。

 JA宮崎経済連の小畑安照調査役は「小崎さん夫妻は、最盛期には700頭以上を飼育された。母豚1頭当たりの出荷頭数が県内トップになるなど、県内養豚事業のレベルアップに多大な貢献をしていただいた」と謝辞。小崎さん夫妻は「考えていなかったことで、本当にうれしい。すべて皆さんのご支援、ご協力があったからこそ。苦労が報われた」と笑顔を見せていた。

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