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拉致問題解決へ

本紙掲載日:2022-02-14
2面
拉致問題解決を願うブルーリボンの着用運動の協力を河野知事に求める吉田会長(写真右)

ブルーリボン常時着用を−救う会宮崎、知事に要望

 「北朝鮮に拉致された日本人を救出する宮崎の会」(救う会宮崎)はこのほど、県庁を訪れ、日本人拉致被害者との無事再会を願う意思表示として考案された「ブルーリボン」の着用運動への協力を求める要望書を河野知事に提出した。

 要望書によると、政府が「国政の最優先課題」とする拉致問題解決への積極的な意思表示として、着用運動への理解を一層深めてもらうとともに、河野知事をはじめ県の幹部職員らが公務を行う際の常時着用などに協力を求めた。

 救う会の吉田好克会長や、県議会北朝鮮拉致問題解決促進議員連盟の中野一則会長らが知事を訪問し、吉田会長が知事に要望書を手渡した。

 吉田会長は「この運動を通して『拉致問題を風化させない』という一番大事な部分を多くの人が知り、継続していくよう最大限の協力を」と求めると、知事は「拉致問題は重要な課題で、国民世論が機運を盛り上げていくことが大切。運動啓発にさらに取り組みたい」と話していた。

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