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信金中央金庫(東京)が寄付

本紙掲載日:2022-02-22
2面
寄付金の目録を手にする読谷山市長と宮田所長(右)黒木理事長(延岡市役所)

創立70周年記念事業−延岡市へ

 信金中央金庫(東京)の創立70周年記念事業「SCBふるさと応援団」で延岡市へ1000万円の寄付が決定し、17日に市役所で贈呈式が行われた。

 同事業は信金中央が全国の自治体から、SDGs(持続可能な開発目標)を踏まえた地域課題解決や持続可能な社会の実現に資する地域創生の取り組みを募集。地元信用金庫の推薦を経て、選ばれた自治体に企業版ふるさと納税を活用するなどして寄付金を贈っている。

 2020〜22年度を実施期間とし、21年度は延岡市の「創業者にやさしいまち!地域の未来を描く新たな事業者応援プロジェクト」を含む93事業(総寄付額9億2200万円)が選ばれた。

 贈呈式では、信金中央金庫宮崎県分室の宮田洋文所長が読谷山洋司市長に寄付金目録を手渡し、「地域の中核的な存在である信用金庫とともに、地域創生に向けた取り組みを積極的に支援していきたい」とあいさつ。市を推薦した延岡信用金庫の黒木哲也理事長も、「市の発展なくしてわれわれの発展はない。地域に必要とされる公庫を実現するため、全力で応援・協力させていただきたい」とあいさつした。

 読谷山市長は宮田所長と黒木理事長に感謝状を贈呈。寄付金を、地元事業者の課題解決や起業支援に取り組む「延岡経済リンケージ機構」の運営に活用したい考えを伝え、「第二創業(新分野進出)支援も拡大して恩に報いたい。これから信金としっかり連携して取り組みを進め、成果を出していきたい」と意気込みを語った。

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