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山陰神社、魅力ある場に

本紙掲載日:2022-02-22
2面
3年目を迎えたシャクナゲの植栽(12日、日向市東郷町の山陰神社)
参加した「しゃくなげの会」の会員の皆さん。今年は少人数で取り組んだ=写真はいずれも提供

境内にシャクナゲ植栽−日向市東郷町小野田区

 日向市東郷町小野田区の有志でつくる「しゃくなげの会」(会長・筌瀬太区長、33人)は12日、地元の山陰神社の境内にシャクナゲの苗木54本を植栽した。由緒ある山陰神社を魅力のある憩いの場にしようと景観の整備に取り組んでおり、植栽は3年目を迎えた。

 シャクナゲの植栽は2020年から毎年この時期に続けており、その数は今回含めて計174本となった。苗木は区内外の人から奉納されたもので、参道の両脇にあるスギの木立の足元などに植栽されている。

 例年、苗木を奉納してくれた人たちにも参加してもらい、一緒に植栽してきたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大に伴う国の「まん延防止等重点措置」期間と重なったため、役員ら会員13人のみ少人数で取り組んだ。

 シャクナゲの開花時期は4〜5月ごろ。今年は植栽した約3割につぼみが付いており、「昨年よりも花が多そう」と筌瀬会長(74)。

 また役員の一人、書記会計の木村孝太郎さん(70)は「山陰神社にまた来てみたいと思ってもらえるよう、いずれは一面にシャクナゲの花を咲かせたい。さらには地域全体の活性化につながれば」と話している。

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