県産ユズでドレッシング

日向市のミツイシ−具材たっぷり、味わいまろやか

　食品加工などを手掛ける日向市平岩のミツイシ（黒木宏二代表）はこのほど、県産ユズを使った新商品「黄ゆずと青ゆずのドレッシング」を発売した。

　人気商品の「日向夏ドレッシング」に続き、今回は全国５位の生産量を誇る県産ユズに着目。「食べるドレッシング」をコンセプトに、たっぷりな具材とユズ本来の香りをぜいたくに詰め込んだ。

　「県産ユズを使うことで、そのおいしさを知ってもらいたいと思った。企業理念である地域活性化にもつながる」と食品事業部の黒木雅子さん（４３）。ユズ本来の香りを引き出すため、香料は使わず、香りの強い「青ゆず」の皮を使用した。さらに、爽やかな酸味の「黄ゆず」の皮を合わせることで「素材を引き立てるドレッシングに仕上がった」という。

　また、塩には、日向灘の満潮時の海水を煮詰めて作った宮崎サン・ソルト（日向市大王町）の天然塩「満潮の塩」を使用し、まろやかな味わいに。「サラダはもちろん豚しゃぶ、冷ややっこ、お刺し身などによく合います。鍋料理のつけだれにもお薦めです」

　サイズはニーズに合わせて選べる１７０ミリリットル、２８０ミリリットル、９００ミリリットルの３種類。価格（税込み）は各４５０円、６４０円、１６２０円。

　ミツイシオンラインショップのほか、道の駅日向（同市幸脇）、まちの駅とみたか物産館（ＪＲ日向市駅構内）などで販売されている。問い合わせはミツイシ（電話日向５４・２６２７）。