新型コロナ−５日、県内１１８人・累計２万人超える

延岡市２５人、日向市と高千穂町６人

　県は６日、５日に県内で１１８人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県北関連は延岡市２５人、日向市と高千穂町が各６人、門川町２人の計３９人。県内の累計感染者は２万人を超え２万２５人になった。

　県北外は宮崎市２９人、都城市２１人、国富町８人、高原町６人、川南町３人、高鍋町と都農町、三股町が各２人、小林市と日南市、西都市、新富町が各１人。県外は大阪府と大分県が各１人だった。

　年代別は１０歳未満２２人、１０代２３人、２０代１０人、３０代１９人、４０代２０人、５０代６人、６０代９人、７０代６人で、８０代は０人、９０代は２人、１００歳以上が１人だった。

　行政検査件数は１０３２件で、医療機関の検査で判明が４４人。既発表の感染者との接触歴ありが７７人、県外との接点が２人、調査中が３９人となった。

　県北在住３９人のうち医療機関での判明が２０人。接触歴ありは延岡市が１８人で▽１０歳未満の男性２人、女性３人▽１０代の女性２人▽３０代の男性、女性２人▽４０代の女性３人▽５０代の男性２人、女性▽７０代の男性、女性。

　高千穂町が２人で▽１０代の男性、女性。日向市は１０代女性、１００歳以上女性の２人だった。

　調査中は延岡市が７人で▽１０代の女性３人▽２０代の女性２人▽３０代の男性、女性。

　日向市は２０代男性、３０代男性、５０代男性、６０代男性の４人。門川町は３０代女性、４０代女性の２人、高千穂町は１０歳未満女性２人、４０代男性１人、女性の４人だった。

　６日時点で県内の入院（２８９床）は、前日から４人増の１１４人で重症者は０人、病床使用率は３９・１％。そのうち県北は日向入郷（２９床）で２１人、延岡西臼杵（５５床）で１７人が入院。自宅療養は１３２３人、宿泊施設は宮崎市４３人、延岡市２８人、都城市２３人が療養している。入院・療養調整中は１９０人。


◆感染者１人が死亡−８日発表、２１０人未満

県は８日午前、新たな新型コロナウイルス感染者は２１０人未満で、感染患者１人の死亡を確認したと発表した。詳細は８日午後、発表する。前週火曜日の１日は２２６人だった。わずかに減少する見込み。


◆日向市の医療施設など−県内クラスター２件

　県は７日、日向市の医療施設など新たに２件のクラスターが確認されたと発表した。

　県感染症対策室によると、日向市の医療施設では４、５日に５０〜８０代の入院患者で男性２人、女性４人の感染を確認した。居住地は全員同市。職員や患者ら約５０人の検査を終えているという。

　綾町の事業所では、３０〜５０代の社員５人の感染を確認した。