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本紙掲載日:2022-03-11
6面

日之影町みどりの少年団が植樹

◆「友情」のヤマボウシとツツジ

 日之影町立宮水小学校の児童でつくる日之影町みどりの少年団(平田真音団長、12人)は5日、同町役場庁舎進入路沿いにヤマボウシ3本、庁舎そばの「天神山つつじ公園」にツツジ40本の苗木を植えた。

 同少年団は1975(昭和50)年に発足した八戸小みどりの少年団を前身とし、2020年度に現在名になった。現在は、小学2〜5年生が植樹や募金活動などを行っている。

 今回の植樹は、県緑化推進機構の事業を活用して、公共施設の緑化と緑の担い手を育成することが目的。

 最初に佐藤貢町長らと記念植樹を行い、高さ約2・5メートルのヤマボウシの根元に水や肥料を与え、土をかけた。町花のツツジが約2万本植えられている同公園では、家族の助けを借りながらシャベルで硬い土を掘り、間隔を空けて高さ60センチほどのツツジの苗木を丁寧に植えた。

 ヤマボウシの花言葉は「友情」で、6〜7月に白い花を咲かせる。同公園のツツジは毎年4月に見頃を迎え、町内でも屈指の名所となっている。

 副団長の押川淳平さん(5年)は「植樹で団員の友情が深まった。大きく育って、きれいな花を咲かせてほしい」と話した。

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