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ジビエの魅力をPR

本紙掲載日:2022-03-14
2面
宮崎市で開かれたみやざきジビエフェスタ2022

25日まで、県内飲食店でフェア

 ジビエの魅力を発信する「みやざきジビエフェア2022」が25日まで、県内各地の飲食店35店舗で開かれている。12日には宮崎市の宮崎駅前アミュひろばで、PRイベント「ジビエフェスタ」が開かれ、まつだ屋ジビエ(延岡市、松田秀人社長)など県内4事業所が出店し、ジビエ料理や加工品を販売した。

 野生鳥獣は農林作物などへの被害をもたらす一方、鳥獣の肉(ジビエ)の利活用が進めば、中山間地域の活性化につながることが期待されている。フェスタは、ジビエの認知度向上による普及拡大を目指して開かれている。

 PRイベントでは、まつだ屋ジビエのシカとイノシシのサイコロステーキや、ウインナー、鹿革の財布や名刺入れなど約30アイテムを販売。松田社長が、サイコロステーキの試食を勧め、通りかかった高校生らが味見し、驚きの声を上げていた。

 県中山間農業振興室は「野生鳥獣を駆除するだけでなく、ジビエは利活用できる。県民の皆さんにより親しんでいただければ」と話している。

 ジビエフェア2022は25日まで。県北では、レストランカルムハウス、遊食旬彩かわまさ(いずれも延岡市)、南郷温泉山霧山霧茶屋(美郷町)、道の駅青雲橋内レストランひのおかげ(日之影町)の4店舗で開催している。

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