子どもの学びを応援−延岡東ＲＣ

１９日、惣領公民館

◆ほほえみの会と企画−学習支援教室

　延岡東ロータリークラブ（延岡東ＲＣ、柳田次雄会長、５８人）は１９日午後１時から、延岡市惣領町の惣領公民館で「子どもの学びを応援！学習支援教室」を開く。４月中旬まで３回を予定。入学や新学期に必要な学用品の配布もある。柳田会長は「手伝いや補助を行います。楽しい時間を過ごしましょう」と呼び掛けている。

　同クラブは毎年、姉妹クラブの韓国・西安東ＲＣと、会員の子どもらを交互に派遣する青少年交流事業を行っているが、この２年は新型コロナウイルスの影響で実施できていない。

　その代わりとして「地元のために何かできないか」と、市内で生活と心に寄り添う居住支援を行うＮＰＯ法人自立生活支援延岡ほほえみの会（塩月雅代理事長）に相談。「子どもの支援は家庭の支援にもなる」と、子ども対象の支援の場を企画した。

　教室は「子ども未来支援プロジェクト」として実施。「宿題の手伝いができれば」と、学生ボランティアが子どもたちの学習を補助するほか、未就学児には絵本の読み聞かせや塗り絵なども用意する。

　対象は未就学児―中学生の約２０人。当日参加も可で、塩月理事長は「気軽に参加して」と呼び掛けている。

　４月は、２日に延岡市社会福祉協議会（三ツ瀬町）、１６日に富美山地区コミュニティーセンター（富美山町）でも予定している。時間はいずれも午後１〜４時。

　勉強に必要な文房具、普段の生活に必要な日用品、食料品の配布も予定。行政の支援制度をまとめた情報冊子も配る。生活や子育てなど、不安や心配ごとの相談に乗る「なんでも相談会」も同時開催。こちらは年齢を問わず利用できる。

　問い合わせは同会（電話延岡２０・３６６６）、申し込みは公式ラインでも受け付ける。