新型コロナ、県内８８人−２１日

１００人下回る、１月１７日以来

◆延岡市１４人など県北２９人

　県は２２日、２１日に県内で８８人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県北在住者は延岡市１４人、日向市１３人、門川町と五ケ瀬町が各１人の２９人。県内の累計感染者は２万３２０６人になった。感染者の発表が１００人を下回るのは１月１７日発表以来、６４日ぶりだった。

　県北外は宮崎市３１人、都城市９人、西都市６人、高鍋町３人、小林市と新富町が各２人、日南市と串間市、三股町、木城町、川南町が各１人。県外は大阪府１人。

　年代別は１０歳未満１４人、１０代１８人、２０代１７人、３０代１６人、４０代１３人、５０代４人、６０代３人、７０代３人。行政検査件数は３９６件で医療機関の検査で判明が３５人。既発表の感染者との接触歴ありが５３人、県外との接点が２人、調査中は３３人だった。

県北関連で接触歴ありが延岡市９人で▽１０歳未満の女性２人▽１０代の男性２人▽２０代男性１人▽４０代男性１人▽５０代女性１人▽６０代女性１人▽７０代男性１人。

　日向市は７人で▽１０歳未満女性１人▽２０代の女性２人▽３０代の男性２人、女性１人▽４０代女性１人。門川町は２０代女性１人だった。
調査中は日向市６人で▽１０代の男性１人、女性２人▽３０代の男性と女性各１人▽５０代男性１人。

　延岡市は５人で▽１０代男性１人▽２０代女性１人▽４０代の男性１人と女性２人。五ケ瀬町は２０代男性１人だった。

　２１日時点の県内の直近１週間の人口１０万人当たりの新規感染者数は１３０・５人。そのうち県内の入院（２８９床）は５０人、病床使用率は１７・３％。県北では日向入郷（２９床）で３人、延岡西臼杵（５５床）で１４人が入院。自宅療養は１４４４人、宿泊施設は宮崎市７１人、延岡市１９人、都城市３６人が療養している。入院・療養調整中は１４６人。


◆８０代１人が死亡

　県は２２日、新型コロナに感染し治療中だった基礎疾患のある８０代の高齢者１人が死亡したと発表した。ワクチンは未接種。県内の死者は第６波７５人、累計１１６人になった。


◆県内クラスター２件

　県は２２日、県内で新たに２件のクラスターを確認したと発表した。
都城市の事業所では１０〜４０代の社員２７人の感染を確認。西都・児湯圏域の公立学校では１０代の児童５人の感染が分かった。５人の居住地はいずれも木城町。


◆２３日発表、２８０人以上

　県は２３日午前、新たな新型コロナウイルス感染者は２８０人以上の見込みと発表した。詳細は午後に発表する。前週水曜日の１６日は２７８人だった。