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ウクライナ侵攻に抗議−美郷町

本紙掲載日:2022-04-07
3面
平和を願ってきずなの鐘を打ち鳴らす左から稲村さん、梅田さん、沖田さん(4日午前、美郷町役場北郷支所)

恒久平和願う「きずなの鐘」沖縄からの疎開が縁で設置

◆戦争終結まで・毎日、打ち鳴らす

 ロシアに軍事侵攻されているウクライナに、一日も早い平和が訪れることを願って、美郷町役場北郷支所で4日、「きずなの鐘」が打ち鳴らされた。戦争終結まで、毎日午前9時に鳴らすという。

 きずなの鐘は、戦後50年を迎えた1995(平成7)年に旧北郷村役場(現美郷町北郷支所)の正面玄関左手に設置された。

 同村には第2次世界大戦中の44〜46(昭和19〜21)年、当時の沖縄県豊見城村(豊見城市)の子どもたちが疎開してきた。その縁で1988(昭和63)年に旧北郷村が姉妹村の盟約を締結。互いに恒久平和を祈り、絆を深める象徴として記念碑と共に設置された。

 2月のロシア軍侵攻以来、連日報道されているウクライナの現状に胸を痛め、世界と日本の恒久平和を願って鐘を打ち鳴らすことにしたという。

 初日は、疎開児童と交流のあった北郷宇納間の稲村文男さん(89)、梅田ミヤ子さん(90)、沖田薫明さん(86)が打ち初めを行った。ウクライナ国旗の水色と黄色のリボンで飾り付けられた鐘を、3人で一緒に打ち鳴らし、一日も早い軍事侵攻の収束とウクライナの平和に願いを込めた。

 鐘を鳴らし終えると、それぞれに苦しかった戦時中の記憶を振り返った。稲村さんは「爆撃機を見て草むらに逃げ込んだことを思い出します。今のウクライナの人たちが同じ恐怖を感じていると思うと、胸が締め付けられる。一日も早く平和を取り戻してほしい」。

 沖田さんは「私が小学3年の時に沖縄から疎開に来ました。勉強どころの時代ではなかったけれど、遊んでもらったりしていました。当時、戦争は分からなかったけれど、今のウクライナの現状を見ると世界が平和であってほしいと思います」。

 梅田さんは「ウクライナは寒い所のようです。若いお母さんたちが子どもを抱いて逃げ惑う姿を見ると胸が痛んでたまりません」と話し、一日も早い平和の訪れを願っていた。

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