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シルバーゼミナールが開講

本紙掲載日:2022-04-14
2面
恒富地区高齢者コミュニティセンターで開かれたシルバーゼミナールの開講式

多彩なプログラム「楽しみ」−延岡市社協

 延岡市社会福祉協議会(柳田泰宏会長)主催の市民講座「シルバーゼミナール」の開講式が13日、同市愛宕町の恒富地区高齢者コミュニティセンターであり、受講生15人が自己紹介などを通して親睦を深めた。

 同センターが開所した2000年から、高齢者の生きがいと健康づくりを推進するため毎年行っている。今年度は抽選で選ばれた65〜80歳の受講生が、月に1回のペースで集まり多彩なプログラムを楽しむ。

 式では、同協議会地域福祉課の福永治子課長が「無事に開講できて胸がいっぱいの気持ち。講座を通してもっと元気になっていただき、地域のリーダーとして活躍してくれることを願う」とあいさつした。

 続けて行われた自己紹介や、5月に企画されている野外講座「延岡歴史の旅『延岡を愛した閑月尼』」の事前学習では笑いも起こり、緊張もほぐれた様子。受講生同士で談笑しながら帰宅する姿も見られた。

 同市野地町の臼井みどりさん(70)は「島浦を訪れるプログラムがあると知って申し込んだ。手芸が好きなので他のプログラムも楽しみ」。準備などを主導した同センターの早川幸三郎さん(74)は「毎年、試行錯誤しながらいろいろなプログラムを企画している。一つでも興味を持って喜んでもらえたらうれしい」と話していた。

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