新型コロナ、県内２９５人

県北・延岡市３４人、高千穂町１５人など６４人−１８日

　県は１８日、１７日に県内で２９５人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県北在住は延岡市３４人、高千穂町１５人、日向市１１人、門川町３人、美郷町１人の計６４人。県内の直近１週間の人口１０万人当たりの新規感染者数は３８８・５人。病床使用率は２５・３％。累計感染者は３万４９３１人になった。

　県北以外は宮崎市１１１人、都城市３０人、日南市１５人、西都市１３人、小林市１２人、新富町１１人、高鍋町１０人、国富町７人、三股町と川南町が各６人、串間市５人、えびの市と高原町と綾町、都農町が各１人。県外は鹿児島県１人。

　年代別は１０歳未満６３人、１０代６６人、２０代３４人、３０代４５人、４０代３８人、５０代２１人、６０代８人、７０代１２人、８０代６人、９０代と１００歳以上１人ずつ。

　行政検査件数は１０５７件で、医療機関の検査で判明が１７６人。既発表の感染者との接触歴ありは１５８人、感染経路調査中が１３７人となった。

　延岡市３４人のうち、調査中が２４人。年代別は１０歳未満６人、１０代１０人、２０代１人、３０代４人、４０代６人、５０代２人、６０代１人、７０代３人、８０代１人。

　高千穂町は１５人とも既発表の感染者との接触歴あり。年代別は１０歳未満４人、１０代２人、２０代１人、３０代４人、５０代、６０代、８０代、９０代１人ずつ。

　日向市は１１人で調査中が６人。１０歳未満２人、１０代１人、２０代１人、３０代３人、４０代、６０代、７０代、８０代１人ずつ。

　門川町は調査中が３人中２人で２０代１人、４０代２人。美郷町は１０代１人で調査中となっている。

　１７日時点の県内の入院（２９７床）は１人減の７５人、重症者は１人。そのうち県北は日向入郷（２９床）で１０人、延岡西臼杵（６３床）で１８人が入院。自宅療養は４１３８人、宿泊施設は宮崎市１０４人、延岡市２３人、都城市２２人が療養している。入院・療養調整中は５４５人。


◆都城の１人を欠番に

　県は１８日、１６日発表の都城市の新規感染者１人は発生届が取り下げられたとして、欠番にしたと公表した。


◆高千穂町など５件−県内クラスター

　県と宮崎市は１８日、高千穂町の教育・保育施設など５件のクラスターを確認したと発表した。

　県感染症対策課によると、高千穂町の教育・保育施設は４０代２人と１０歳未満４人の感染を確認。そのほか、都城市の医療施設２３人、串間市の教育・保育施設５人、宮崎市の教育・保育施設２施設でそれぞれ５人ずつの感染を確認した。


◆１９日発表、４８０人以上

　県は１９日午前、県内の新型コロナウイルス感染者は４８０人以上の見込みと発表した。詳細は１９日午後、発表する。前週火曜日の１２日は５７１人。２日続けて前週の同じ曜日を下回る見込みとなった。