新型コロナ、県内５７０人−１９日

延岡市６９人、日向市３６人など県北１２０人

　県は２０日、１９日に県内で５７０人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県北在住は延岡市６９人、日向市３６人、高千穂町１１人、門川町４人、の計１２０人。県内の直近１週間の人口１０万人当たりの新規感染者数は３６２・７人。病床使用率は２４・２％。累計感染者は３万５９８２人になった。

　県北以外は宮崎市２４７人、都城市６７人、三股町２５人、日南市２０人、串間市１９人、西都市１５人、川南町１２人、小林市１１人、国富町と都農町が各９人、高鍋町と新富町が各５人、綾町４人、高原町１人。県外は福岡県と大分県、鹿児島県が各１人だった。

　年代別は１０歳未満１０１人、１０代９８人、２０代９１人、３０代９４人、４０代８３人、５０代３４人、６０代３２人、７０代２０人、８０代１３人、９０代４人。

　行政検査件数は１１１１件で、医療機関の検査で判明が４５２人。既発表の感染者との接触歴ありは２４４人、感染経路調査中が３２６人となった。

　延岡市６９人のうち、調査中は６１人。年代別は１０歳未満８人、１０代１２人、２０代１１人、３０代１０人、４０代９人、５０代８人、６０代８人、７０代２人、８０代１人。

　日向市は３６人中、調査中が２７人。１０歳未満９人、１０代９人、２０代１人、３０代と４０代が各６人、５０代１人、６０代と９０代が各２人。高千穂町は１１人中２人が調査中で、１０歳未満２人、１０代２人、３０代２人、４０代１人、７０代１人、８０代３人だった。

　門川町は４人中３人が調査中。２０代１人、４０代２人、６０代１人だった。

　１９日時点の県内の入院（２９７床）は５人増の７２人。そのうち県北は日向入郷（２９床）で１０人、延岡西臼杵（６３床）で１７人が入院。自宅療養は３９０１人、宿泊施設は宮崎市９３人、延岡市１７人、都城市１９人が療養している。入院・療養調整中は８０３人。


◆８０代１人が死亡

　県は２０日、新型コロナに感染し治療中だった８０代の１人が１８日に死亡したと発表した。県内の死者は累計１２３人で、第６波以降は８２人。

　県感染症対策課によると、死亡したのは８０代の基礎疾患のある高齢者で、ワクチンは２回接種済みだったという。


◆県内クラスターは６件

　県と宮崎市は２０日、県内で新たに６件のクラスターを確認したと発表した。

　新たなクラスターは国富町の教育・保育施設９人、高鍋町の同施設７人、宮崎市の事業所５人、高校・部活動９人、高齢者福祉施設１０人、市立小学校８人だった。


◆感染者１人が死亡−２１日発表、５１０人以上

　県は２１日午前、県内の新型コロナウイルス感染者は５１０人以上で、感染患者１人の死亡を確認した、と発表した。詳細は２１日午後、発表する。前週木曜日の１４日は６８３人。４日連続で前週の同じ曜日を下回る。