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細島4区に日向第2PDセンター

本紙掲載日:2022-04-25
3面
起工式で神前に玉串をささげる古屋敷支店長(21日、日向市日知屋)
日向第2PDセンターの完成イメージ(提供写真)

センコーが起工式−来年3月完成予定

 物流・倉庫業を手掛けるセンコー(本社大阪市北区、杉本健司社長)は21日、日向市日知屋の細島4区工業団地内で日向第2PD(物流)センターの起工式を開いた。同社の古屋敷芳弘東九州主管支店長、十屋幸平市長、施工業者など約30人が出席し、工事期間中の安全を祈願した。完成は来年3月を予定。

 同センターは、新たな事業拡大を目的に増設。敷地内には、普通、冷凍、冷蔵の倉庫2棟と、スプレー缶、化粧品など消防法で危険物に分類される日用品などを保管できる危険物倉庫2棟を建設する。同支店によると、危険物倉庫および同倉庫を併設する複合型の物流倉庫は県内でも初めてという。

 敷地面積は約2万5000平方メートル、4棟の延べ床面積は約2万3500平方メートル。倉庫棟は鉄骨造り2階建て、危険物倉庫は同平屋建て。高さ約20メートルの倉庫棟の屋上には、災害時避難スペースもあり、有事の際には地域住民にも開放する。

 古屋敷支店長は「お客さま第一主義の実践、今年度からスタートした中期経営計画の柱になれば。危険物倉庫のニーズが高まっており、お客さまに届けるまでの時間短縮、緊急対応など、サービスレベルの向上に期待したい」と話した。

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