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(ラミネート加工は300円追加) |
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行動制限なしに各地盛況
◆高千穂峡、シャトルバスフル稼働
延岡、GGNなどで活気づく
最大で10日連続で休みとなった今年の大型連休は、3年ぶりに新型コロナウイルス感染拡大防止の行動制限がなく、おおむね天気にも恵まれたため、県北各地の行楽地も久しぶりに大勢の来客でにぎわった。
宿泊施設は3〜5日をピークとして、連休前半を中心にフル稼働。4月29日〜5月8日の宿泊は観光需要回復策の旅行代金割引キャンペーン(ジモ・ミヤ・タビ)が適用外となるため、連休前からの駆け込み利用も多かった。感染対策も考え、帰省した家族が実家ではなくホテルに宿泊する動きもあったという。
県内最大の観光地である高千穂峡は、大型連休初日の4月29日こそ人気の貸しボートが川の増水で終日運休となったものの、同30日〜5月5日は予約分が完売。来訪者が絶えず、期間中は臨時駐車場を経由するシャトルバスがフル稼働した。
一昨年は高千穂峡一帯の駐車場を閉鎖し、観光トロッコ列車で人気のあまてらす鉄道も臨時休業。昨年も都市圏の緊急非常事態宣言で観光客が大幅に減少した。過去最多となった3年前ほどまではないものの、前年から大幅に増加するのは確実で、関係者は久々のにぎわいに喜んでいる。
延岡市では4日に「ゴールデンゲームズinのべおか」(西階陸上競技場)を3年ぶりに開催。感染防止で入場者数を制限こそしたが、初めて大型連休中に開いたこともあり、選手、関係者だけでなく県内外から大勢のファンが詰め掛けて、宿泊施設や飲食店も活気づいた。
1日には延岡駅開業100周年イベントが開かれたほか、各地の恒例行事も久しぶりに再開。延岡、日向市、門川町での「日豊海岸岩ガキまつり2022」も1日から好調な出だしが続いている。
須美江や下阿蘇のキャンプ場は連休前半を中心に、期間を通して宿泊利用が好調。「ゴールデンウイークフェア」を開いた北川はゆまをはじめ、各道の駅も前年比1・5〜1・6倍増という立ち寄り客で混雑し、関西方面を含む県外ナンバーも多く見られた。
須美江家族旅行村の甲斐繁男村長は「子どもに人気のパン食い競争やふわふわ(エア遊具)は感染対策で取り入れなかったが、1日当たり1500〜1700人の家族に来ていただけ、久しぶりのにぎわいでした。夏に向けて新たなウイルス感染が広まらないよう願うばかりです」と話した。
◆「スケルッチャ!」に次々−馬ケ背、クルスの海−あふれる車
日向市は、柱状節理の断崖絶壁、太平洋の大パノラマが楽しめる日向岬の馬ケ背、クルスの海、お倉ケ浜や金ケ浜のサーフスポットなど市内の観光地も、3年ぶりの人出でにぎわった。市観光協会によると、4月29日〜5月8日までに馬ケ背を訪れた人は、昨年の大型連休に比べ4倍以上の約9千人。土産品などを販売する馬ケ背茶屋は、コロナ禍前に近い来店数だったという。
4月に完成した馬ケ背のスケルトン突き出し展望スペース「スケルッチャ!」には観光客が次々と訪れ、駐車場には県外ナンバーも数多く見られた。近くの「願いが叶(かな)うクルスの海」も、駐車場に収まらず、付近の路上にはたくさんの車が並んだ。
同市幸脇の物産館「道の駅日向」は、駐車場が満車となる時間帯が多く、付近の道路は終日混雑した。大型連休中の来場者数は約8千人。昨年の倍以上の人が訪れ、完熟マンゴーや細島イワガキなどが土産品として人気だったという。
国内有数のサーフスポットとして知られるお倉ケ浜にも、県内外から大勢のサーフィン客が訪れた。サーファーは、沖合から寄せる波に気持ちよさそうにボードを滑らせながら、日向の海を満喫していた。
◆昨年より2割増える−門川町の温泉
門川町のかどがわ温泉心の杜(もり)の入浴者数は、4月29日〜5月8日(10日間)で6676人。コロナ禍前の入浴者数には届かなかったが、行動制限のあった昨年と比べ2割増えた。3〜5日は小学生以下の入浴料を無料にして喜ばれた。天気に恵まれたため、隣接する多目的広場も連日、家族連れでにぎわった。
◆3、4日のコテージは満室−石峠レイクランド
石峠レイクランド西郷は3年ぶりの大型連休中の営業。コロナ禍前に比べ、人出は少なかったものの、コテージは3、4日が満室。昨年から運営を始めた最大12張り可能のフリーテントサイトは、多くの家族連れが利用した。
南郷温泉「山霧」は、後半にやや来客数が増えたが、例年の半数程度にとどまった。