黒木さんら３人に功労賞

市スポーツ協会とスポーツ少年団

　日向市スポーツ協会（田中隆幸会長）と市スポーツ少年団本部（日高博之本部長）の２０２１年度スポーツ功労賞表彰の授与式が１０日、市役所であった。

　受賞者は、市スポーツ協会スポーツ功労賞に黒木利春さん（８４）＝財光寺、市グラウンドゴルフ協会＝、林田秀美さん（６４）＝大王町、市軟式野球連盟＝、市スポーツ少年団スポーツ功労賞が山口浩二さん（５１）＝日知屋、細島スポーツ少年団＝。３人は、市スポーツ協会に加盟する２９団体と、市スポーツ少年団に登録する５２単位団体の中から推薦された。

　黒木さんは２００２年から２０年間、地域クラブの代表を務め、グラウンドゴルフ愛好者の普及に尽力するとともに、会員の指導に熱心に取り組み、理事として組織の発展に努めた。

　林田さんは１９９７年から２１年間、大王谷ファイターズの指導者として、競技の普及と青少年健全育成に尽力。２００８年から１０年にわたり、市軟式野球連盟の理事として、学童や指導者の育成に努め、競技力向上や組織の充実、発展に貢献した。

　山口さんは、２００７年から１４年間、細島スポーツ少年団の指導者として青少年の健全育成とソフトボールの普及発展に寄与。また、１６年から３年間、市スポーツ少年団本部の理事やソフトボール専門部の事務局も務め、組織の充実発展に尽力した。

　式では市スポーツ協会の黒木繁人副会長が黒木さんと林田さんに、市スポーツ少年団本部の黒木誠副本部長が山口さんに賞状と記念品を手渡した。

　市スポーツ協会の名誉会長を務める十屋幸平市長は、「長い間、黒木さんは高齢者の健康づくり、林田さんと山口さんは、子どもたちの心と体を育んでいただき感謝します」とたたえた。

　受賞について、黒木さんは「大きな賞を頂きありがたい。まだまだ百歳まで頑張りたい」。林田さんは「これまではほとんど土日が無かったので、今後は妻に恩返ししたい」。山口さんは「子どもたちや保護者、周りの人たちのおかげでやってこられた。ありがたい気持ちでいっぱい」とそれぞれ話した。