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地元の米食べて頑張って

本紙掲載日:2022-05-24
3面
林業大学校研修生への町産米贈呈式(23日、みやざき林業大学校)

林業大学校研修生に贈呈−美郷町

 地元のお米を食べて研修に励んでもらおうと美郷町は23日、みやざき林業大学校の研修生11人に町産米を1人30キロずつ贈呈した。同校の前身である林業アカデミー時代から続く「研修生応援プロジェクト」として2018年度から開始し、今回で5回目となる。

 贈呈の対象者は、林業大学校に入校した21人のうち、町に居住している11人。4月に県内各地から町内に転居し、研修生用宿舎や町営住宅から同校に通っている。

 贈呈式は同大学校であった。藤本茂副町長は、贈呈する町産米(ヒノヒカリ)が一般社団法人日本穀物検定協会の食味ランキングで2019、20、21年の3年連続で「特A」に選ばれたことを紹介し、「おいしいお米を食べてますます研修に精を出してほしい」と呼び掛けた。

 廣島一明校長は、先週からチェンソーや刈り払い機の講習を開始したこと伝え、「県民や美郷町の要請にしっかり応えられるよう運営していきたい」と話した。

 研修生を代表して橋谷万緒さん(18)=都城市出身=が「御田祭が規模縮小されて参加できなく残念ですが、お米を糧に研修に励むとともに、町内の行事にも参加したい」と述べた。

 町によると、町産米の贈呈は年に2回。次回は11月に再び1人30キロを贈るという。

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