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延岡藩最後の藩主・内藤政擧公

本紙掲載日:2022-05-24
6面
内藤家顕彰会の内藤家頌徳供養会(延岡市北町の三福寺)
藤蔭会の内藤家墓前祭(延岡市北小路の台雲寺内藤家墓所)

命日に供養会と墓前祭

 延岡藩最後の藩主、内藤政擧公(1852〜1927)の命日に当たる23日、延岡市の内藤家顕彰会(大崎清会長)と延岡高等女学校同窓会の藤蔭会(寺原八千代会長)は、それぞれ供養会と墓前祭を行い、内藤家の恩恵に感謝をささげた。


◆政擧公の孫、栗山氏の功績を振り返る−内藤家顕彰会

 内藤家顕彰会の「内藤家頌徳(しょうとく)供養会」は延岡市北町の三福寺であり、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、理事らのみ約15人が参列。田村智英住職により法要が営まれ、参列者が焼香した。

 大崎会長は今月15日で50年の節目を迎えた沖縄返還で、米国との交渉に当たった外交官の故・栗山尚一(たかかず)氏(1931〜2015)が政擧公の孫であることを説明。「今、沖縄を取り返さなければ大変なことになる」と難航極まる駆け引きに立ち向かった舞台裏を紹介し、「もし、栗山氏がいなければ沖縄は今のウクライナのようになっていたかもしれない」とたたえた。

 栗山氏は政擧公の四女・房子氏の子。大崎会長は栗山氏が幼い頃から「神童」と言われ、東京大学法学部を4年生で中退して外務省に入省するほどの切れ者だったことや、子ども時代に延岡へ帰省した際は内藤家ゆかりの地で遊び親しんだという逸話を交え、「大事にしていただき、折々に供養してほしい」と呼び掛けた。

 参列した読谷山洋司市長は、9月に予定する延岡城・内藤記念博物館の開館に向け、「延岡の歩みを再確認して、来年に歩み出す節目の年にしたい。その中できょうの法要は意義深い」とあいさつした。


◆女子教育発展への尽力に感謝−藤蔭会

 藤蔭会の「内藤家墓前祭」は同市北小路の台雲寺であり、こちらも新型コロナ感染防止のため規模を縮小し、約20人が参列。中本光勇住職と中本光暁副住職の読経が響く中、会員が焼香した。

 同寺の霊園内にある内藤家墓所に集い、政擧公の墓前に花束を供えて、女子教育の発展に尽くした内藤家に感謝。中本住職は内藤家の偉業を振り返り、台雲寺で墓所を守っていることや、墓所を囲む塀が延岡高女跡地(現岡富中学校)に残るのと同じ貴重なカラミれんが造りであることへの誇りを語った。

 寺原会長はこの日が政擧公の95回忌に当たることを説明し、「皆さんにお参りしていただき、政擧公も喜んでいると思う」と感謝。その後を継いで延岡高女の校主となった四男・政道氏が1929(昭和4)年に学校を県へ移管するに当たり、土地、校舎、教材、教具と共に寄付した8万円は現在の3億円にも相当することなどを紹介し、教育を大切にする内藤家の精神に改めて敬意と感謝を表した。

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