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「旭化成100年史」を発刊

本紙掲載日:2022-05-25
3面
旭化成が発刊した社史「旭化成100年史」

「八十年史」からの20年を記録

 5月25日に創立100周年を迎えた旭化成は、「旭化成100年史」を発刊した。同社グループとして2002年刊行の「旭化成八十年史」の後の20年を記録した社史で、布装ハードカバーA4判の本編(242ページ)、資料編(201ページ)、DVDディスク(ウィンドウズ版)のセット。発刊に当たって小堀秀毅代表取締役会長は「次の100年に向けて気持ちを新たにし、将来像を描いていく絶好の機会になる」。延岡市出身の工藤幸四郎代表取締役社長は「先人たちのこれまでの多大な努力に感謝するとともに、その自由闊達(かったつ)な発想や、何事にもチャレンジする気概を継承し、社会への貢献と、さらなるグループの発展に向け、従業員一丸となって前進してまいりたい」としている。

 1世紀に及ぶ歴史を歩んできた旭化成グループは、1922年5月に滋賀県大津市に設立され、現社名にある「旭」の由来となった旭絹織と、同年延岡に建設を開始した日本窒素肥料による国内初のアンモニア合成工場が出発点。その後、31年5月設立の延岡アンモニア絹糸が旭絹織、日本ベンベルグ絹糸と合併して旭ベンベルグ絹糸に社名を変更した。こうした経緯から、同グループは創業を22年5月、設立を31年5月としている。

 「100年史」本編は、2001年から20年度までを主な対象として編さんされ、全4章で構成。創業者の野口遵が手がけた旭絹織のレーヨンと延岡アンモニア絹絲のアンモニア合成工場のルーツから、中期経営計画「ISHIN2000」までの創業80年間を「八十年史」を要約する形で序章としている。

 第1章では、「成長型事業ポートフォリオへの転換」と題して01〜09年期のグローバル展開への対応、事業構造改革、経営基盤整備による進化の過程に触れ、第2章「新戦略と新たな価値の追求」では、10〜20年期の経営改革・強化から、安定的な成長を果たした住宅事業、成長局面を迎えたヘルスケア事業を中心に紹介。終章では、19年の吉野彰名誉フェローのノーベル化学賞受賞や新型コロナウイルス感染拡大の影響、同年4月から22年3月までの中期経営計画「Cs+forTomorrow2021」の達成状況などに触れつつ、直近20年の経営の成果、新たな100年への展望を示している。

 また、同資料編は資料と年表の2部構成で、八十年史の資料編に01年以降の出来事を加え、経営理念や会社概要、組織や主要商品の変遷、スポーツ年表などを編集。DVDディスクには、「100年史」と全9章からなる「八十年史」をPDFファイルで収録している。

 旭化成は今回の100年史制作にあたって19年1月、総務部に社史編さん室を組織。八十年史の続編と位置づけ、約3年の取材を経て発刊に至ったという。執筆は大学教授2人に依頼し、読みやすさを求めてカラー写真や図表を多く挿入。工都延岡の産業・経済史、ひいては日本の同史の一端をひもとく貴重な資料となっている。

 本編の各章は次の通り。

▽序章「創業から80年のあゆみ」(1922〜2000年)▽第1章「成長型事業ポートフォリオへの転換」(2001〜2009年)▽第2章「新戦略と新たな価値の追求」(2010〜2020年)▽終章「創業1世紀、そして未来へ」

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