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災害時、避難場所を開設

本紙掲載日:2022-05-27
3面
協定書を手にする読谷山市長と高木社長(提供写真)

のべおか道の駅と協定−延岡市

◆北川はゆま、ホタルの館を活用

 災害時に被災者や避難者の支援体制を充実させるため、延岡市は「のべおか道の駅」(高木亨輔社長)と指定緊急避難場所の開設運営に関する協定を結んだ。同社が運営する同市北川町の道の駅「北川はゆま」、宿泊研修施設「ホタルの館」を避難場所として活用する。

 北川はゆまでは、防災拠点としての機能を強化するため、市が約2億円をかけてレストランを増築し、施設内部を改修。今月完成したのに伴い、災害対策基本法に基づいて協定を結んだ。

 避難場所となる対象施設は、北川はゆまの会議室(30平方メートル)と既存部分のレストラン(162・5平方メートル)、非常用発電設備、ホタルの館の大広間(85畳)。合わせて約80人を収容できる。ホタルの館は、これまでも指定緊急避難場所に指定されていた。

 脇坂社長は「道の駅北川はゆまも指定を受けたことで、避難者の受け入れができるようになる。市民のためにできることは精いっぱい尽くしたい」と話した。

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