日向市教育研究所−教員７人に辞令
本紙掲載日：2022-06-02
2面
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タブレット活用・協働的な学習研究
２０２２年度日向市教育研究所（所長・今村卓也教育長）の辞令交付式が５月２６日、市役所であった。今年度のテーマ「タブレットを活用した協働的な学習の在り方」について研究する市内小中学校の教頭、教諭合わせて７人の研究員に今村所長が辞令を手渡した。任期は来年３月３１日まで。
同研究所は当初、小中一貫教育推進のため２００７年度に設立。これまでに国語や算数、英会話、キャリア教育などにおける指導の工夫改善、読書活動の推進、プログラミング教育の在り方など、毎年テーマを変えながら研究を進めている。
式で、今村所長は「活動を自身のスキルアップにも生かしてほしい。皆さんの研究が将来的に市内の教育実践に役立てられ、子どもたちの学びの充実につながれば」と激励した。
研究員は教職３年から２０年の６人で、教頭職の１人が統括研究員として参加。今年度の研究目標は、タブレットを有効に活用した協働的な学習の実践事例を広く周知し、「主体的・対話的で深い学び」の実現と、市の課題である学力向上を目指す。研究集録の発表もあり、来年２月上旬に県教育研究機関連絡協議会で報告する。
日向中学校の小竹さやか教諭（３４）は「タブレットを活用した学習で、どうやったら子どもたちの力を伸ばすことができるかを考えながら取り組んでいる。指導法を研究し、子どもたちに還元したい」と話した。
研究員は次の通り。
統括研究員＝�霤銚�一郎（寺迫小教頭）▽研究員＝田吹季里（財光寺小教諭）金子悦子（平岩小中学校小学部教諭）甲斐匠一郎（大王谷学園初等部教諭）小竹さやか（日向中教諭）馴松郁美（財光寺中教諭）鹿島雄太（大王谷学園中等部教諭）