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向日市の夫婦−喫茶店を引き継ぐ

本紙掲載日:2022-06-04
3面
甲斐さん(左)からお店のバトンとしてフライパンを受け取る水野さん

高千穂町などと協定、事業継承サイトを活用

◆はるばる京都から

 高千穂町内事業者の候補者探しを支援しようと高千穂町と同町商工会、宮崎市のクラウド継業プラットフォーム運営会社「ライトライト」(齋藤隆太社長)は昨年12月に連携協定を結んだが、その協定による最初の事業承継例となる後継者の喫茶店が5月27日、同町三田井の宮崎交通高千穂バスセンターそばにオープンした。

 今回、店の調理器具、テーブルなどを譲ったのはカフェ「アバンティ」の元経営者、甲斐喜代美さん(51)で、譲り受けたのは喫茶「Gメン」を開店した水野良亮さん(57)。

 甲斐さんは約5年間、お客さんと交流がしたいと、カフェの経営を続けてきたがコロナ禍でテイクアウトなどが増えて交流が減ったため昨年11月に店を閉じた。当初は、町内の知人らに調理器具などを引き受けてくれる人がいないか探したが、見つからなかったという。

 ライトライト社は連携協定締結後、事業を引き継ぎたい同町内の事業者と事業を譲り受けたい全国の希望者をつなぐウェブページを「relay(リレイ)」内に開設。後継者を探していた甲斐さんは同社に依頼、リレイに店への思いなどとともに店の情報を掲載したという。

 当時、京都府向日(むこう)市に住んでいた水野さんは脱サラして喫茶店を開こうと考えて「喫茶店、経営」などとインターネットで検索していたところ、その後継者募集の情報を発見した。甲斐さんによると同様の希望者が10人ほどいたが、すぐに京都から店を見に町へ来てくれた水野さんに決めたという。

 話し合いを重ねて事業承継が決定し、3月下旬に水野さんは妻の絵美子さん(57)と同町に移住。同町の家賃補助や店の改装費用補助なども活用しながら開店の準備を進めてきた。

 オープニングセレモニーは5月27日に喫茶Gメンであり、甲斐宗之町長は「連携協定の成果が出てうれしい。今回のオープンが移住、就業、事業承継を後押しする一つのモデルになることを願っている」。後藤和博商工会長は「私たちが若い頃、この辺りは一番にぎわう場所だった。またよみがえってほしいと思っていたところにオープンしていただき、ありがたい」と話した。

 甲斐さんは「後継者が見つかって安堵(あんど)している。ライトライト社のおかげでスムーズに水野さん夫婦とのご縁がつながった」。水野さんは「京都から来て右も左も分からない私を高千穂の地域の皆さんが支援してくれた。恥ずかしくないお店づくりをしていきたい」と話した。

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