５日から危険物安全週間

本紙掲載日：2022-06-04

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２０２２年度危険物安全週間ポスター

正しい知識、取り扱いを啓発－関係機関

　「一連の確かな所作で無災害」を推進標語に、２０２２年度危険物安全週間が５日から始まる。１１日まで。延岡市消防本部や延岡地区危険物安全協会など関係機関は、広報活動や危険物取扱施設への立ち入り検査などを通して危険物についての正しい知識や取り扱いを呼び掛けていく。

　危険物は、消防法によって定められており、「火災発生の危険性が大きい」「火災拡大の危険性が大きい」「消火の困難性が高い」などの物品を指す。身近なものではガソリンや灯油、油性塗料などが分類される。

　危険物による火災は昨年度、延岡市内で２件発生しており、関係機関は安全週間を通して啓発活動を展開。重点目標に「危険物施設における保安体制の整備強化」と「危険物に関する知識の普及啓発」を掲げ、具体的には、▽危険物の近くで火気は使わない▽危険物容器は丁寧に取り扱う▽整理整頓▽換気の徹底▽静電気をためない▽灯油用ポリ容器にガソリンや軽油を入れない▽保管方法や危険特性を再確認する▽消火設備の用意を訴える。

　また、危険物取扱事務所に対してポスターや冊子の配布、啓発用ビデオ・ＤＶＤを貸し出すなどして従業員の危険物に対する知識の普及と保安意識の高揚を図る。

◆クイズに挑戦して賞品を当てよう－延岡地区危険物安全協会、応募呼び掛け

　延岡地区危険物安全協会（安藤大二郎会長）は、危険物安全週間に合わせて実施する「危険物安全週間クイズ」の応募も呼び掛ける。３０日締め切り。

　正解者の中から抽選で１０人に「住宅用火災警報器」、同じく９人に災害時に役立つＬＥＤ（発光ダイオード）ライトや非常用トイレが内包された「非常持出しブックセット（１３点セット）」を贈呈する。

　問題は２問で、問１は穴埋め、問２は４択。解答は、はがきかファクスで受け付ける。はがきの場合、答えと住所、氏名、年齢、職業、電話番号を明記し、延岡市消防本部内の延岡地区危険物安全協会（〒８８２―０８０２延岡市野地町５の２７６１）へ。ファクスの場合、専用の応募用紙で同協会（ファクス延岡３１・０３０３）まで。

　７月中旬に抽選し、当選者にははがきで通知する。問い合わせは、同協会（電話延岡２２・７１０２）。

■危険物安全週間クイズ

【問１】次の〇〇に文字を入れて、今年の「危険物安全週間標語」を完成させてください。
「一連の確かな所作で○○○」

【問２】煙や熱を感知し、火災を教えてくれるのは次のうちどれでしょうか？
①消火器②火災警報器③郵便ポスト④ゴリラ