旬のハウスへべすをＰＲ
本紙掲載日：2022-06-08
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ＪＡ日向の部会、十屋市長に贈る
今月１日から出荷が始まった日向地区特産の香酸かんきつ平兵衛酢（へべす）のハウスもの「ハウスへべす」をＰＲしようと、ＪＡ日向平兵衛酢部会（川��泰富部会長、７４戸）の役員らは７日、市役所の十屋幸平市長を訪問した。
この日は、川��部会長、佐藤マルヱ副部会長、ＪＡ日向の職員２人が訪れ、同地区で生産された旬のハウスへべす１キログラムを贈呈した。早速、十屋市長はへべすの果汁を加えた炭酸飲料を試飲し「毎年、初出荷を楽しみにしている。種もなく、今年もすばらしい味に仕上がっている。生産者の皆さんには頑張ってほしい」と激励した。
同ＪＡによると、ハウス内の良好な環境で育ったハウスへべすは、種が少なく、果汁がたっぷりで高品質。今年も玉太り、酸味、果汁も申し分なく生育したという。現在は５戸（日向市４戸、門川町１戸）の農家が計８０アール（同市５２アール、同町２８アール）で栽培している。今年の出荷予想量は約７トン。県内を中心に７月いっぱいまで出回る見込み。
川��部会長は「今年も良質のハウスへべすに仕上がった。へべすは香りや味がよく、どんな料理とも相性が良いので、多くの皆さんに旬の味を楽しんでほしい」と話した。
同地区のへべすは、８月初旬からは露地ものに切り替わる。日向市と門川町の合わせて約２０ヘクタールで栽培されており、１０月中旬ごろまでに昨年並みの出荷量を見込む。ここ数年のＰＲ効果で需要が高まっている関東、関西などにも出荷されるという。