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ブブリスさん(ドイツ出身)に友好章

本紙掲載日:2022-06-16
2面
読谷山市長から国際友好章を受ける国際交流員のブブリス・カリナさん

7月末で退任・国際交流活動に感謝−延岡市

◆山登りが思い出は−

 延岡市は14日、7月末で退任する第12代国際交流員のブブリス・カリナさん(33)=ドイツ・バイエルン州アウグスブルク市出身=に「国際友好章」を贈り、任期中の国際交流活動に敬意を示した。

 ブブリスさんは2016年8月に着任。おしゃべりサロン、楽しい国際料理教室、ドイツ語講座などの国際交流イベントを定期的に開いた。12月にはクリスマスマーケットを開催。幅広い世代が関わる、地域に根付いた事業に取り組んできた。

 また、東京五輪・パラリンピック2020のドイツを相手国としたホストタウンとして、ドイツについて知ってもらう活動を行ったり、ドイツ柔道連盟合宿時の通訳を務めたりするなど、幅広く活躍した。

 贈呈式は市役所であり、ブブリスさんに友好章を手渡した読谷山洋司市長は「コロナ禍の中でも工夫して活動を継続していただいた」と感謝。国内で働く予定のブブリスさんに「違う土地で仕事をされることで、かえって延岡を好きになってもらえればうれしい。末永くお付き合いをお願いします」と話した。

 ブブリスさんは延岡で過ごした思い出について「山が好きで山登りが思い出に残っている。大崩山が一番良かった」と振り返った。また、一番印象に残っている国際交流活動としてドイツクリスマスマーケットを挙げ、「準備時間も長く、いろいろ大変なこともあった。これからも長く続いてほしい。協力お願いします」と話した。

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