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荒茶品評会3部門22点を審査

本紙掲載日:2022-06-18
2面
JA延岡茶生産組合が出品した22点を審査した延岡産荒茶の品評会

優等賞・甲斐正章さん、甲斐正太郎さん−延岡茶生産組合

 延岡茶生産組合(天野敏彦会長・19戸)の2022年度荒茶品評会は16日、東臼杵北部農業改良普及センターで行われ、煎茶と蒸し製玉緑茶の2部門で甲斐正章さん(延岡市)が優等賞、釜炒(い)り茶の部で甲斐正太郎さん(北方町)が優等賞に選ばれた。

 同組合の生産者が煎茶の部に7点、釜炒り茶の部に13点、蒸し製玉緑茶の部に2点を出品。県総合農業試験場茶業支場の佐藤邦彦科長と東臼杵北部農業改良普及センターの大木英幹技師が審査に当たり、見た目や香り、入れた時の色や味わいなど細かな項目をチェックした。

 佐藤科長は「一番茶は摘採時期に雨が多かったが、適正な管理で良質なお茶が生産された。煎茶と蒸し製玉緑茶は一部で大型の茶があったが、全体では細く締まり、特に上位の物には艶があった。釜炒り茶は一部に赤みを帯びた物もあったが、全体的には釜炒り茶特有の爽快な香りの物が多く、上位の物は形、色とも優れていた」と講評。組合の今後の取り組みに期待を寄せた。

 結果は次の通り。

【煎茶の部】
▽優等=甲斐正章(延岡市)▽1等=天野敏彦(北浦町)▽2等=工藤若夫(同)

【釜炒り茶の部】
▽優等=甲斐正太郎(北方町)▽1等=緒方武彦(同)▽2席=甲斐義之(同)

【蒸し製玉緑茶の部】
▽優等=甲斐正章(延岡市)

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