団結して挑戦“レア”な街へ

本紙掲載日：2022-06-29

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牽引者、秘書役として地域に貢献－日向商工会議所

◆１９４７年の設立から７５周年－３０日、記念講演会と祝賀会

　日向商工会議所（三輪純司会頭、会員１５２２人）が創立７５周年を迎え、３０日、日向市上町のベルフォート日向で記念講演会などが開かれる。午後４時から議員総会、５時から記念講演会、６時１５分から祝賀会が予定されている。

　同会議所は、１９４７（昭和２２）年６月、社団法人富島商工会議所として設立。発足当初の会員は３４４人。５１（同２６）年６月の日向市市制施行に伴って、現在の日向商工会議所に改称された。事務所は、数回の移転を経て、２００７（平成１９）年１月、日向市駅周辺土地区画整理事業を機に、旧日向郵便局跡地から同市駅前広場南側の現在地に移転新築された。

　同会議所は、主に中小企業・小規模事業者の経営支援、国や県、市に対する政策提言や要望活動、地域資源を生かしたまちづくりの推進、スポーツキャンプ誘致・受け入れの支援、ＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）の促進などに取り組んでいる。

　７５周年記念事業の目的に「富島商工会議所設立から４分の３世紀が過ぎ、地域経済の牽（けん）引者として新たなスタート」「ウィズコロナにあって日向地域の地域振興や活性化に向けての情報発信を強化」「秘書役として地域経済再生に向けた取り組みのＰＲ」の三つを掲げた。

　記念講演会では、アマチュア落語家で日向市出身の柱大黒（本名・甲斐伸也）さんが落語を披露。続いて、東京都出身で同市東郷町に移住した成澤けやきさんが、オーストラリアの先住民アボリジニの儀式などに使われる、１本の長い筒状の管楽器「ディジュリジュ」を演奏する。

【現役員】
▽会頭＝三輪純司（八興運輸）
▽副会頭＝安藤公一（藤屋印刷）倉本重利（倉本鐵工）秋田浩二（アキタ製作所）和田建一朗（宮崎銀行日向支店）
▽顧問＝米田昌樹（旭化成日向事務所）黒木廣伸（寿廣本店）原田和明（ハラダ）松葉藤吉（ハッコートラベル）黒木正一（八興運輸グループ）
▽監事＝別府幸広（西日本電信電話宮崎支店）甲斐康彦（九州電力日向営業所）児玉貴幸（高鍋信用金庫日向支店）
▽専務理事＝清水邦彦（日向商工会議所）

◆歴代会頭
【初代】安藤印刷の安藤昇さん。
【２代目】山本呉服の山本泉さん。
【３代目】兼藤燃料の兼藤誠一さん
【４・６代目】小松産業の日髙利美さん
【５代目】沖江木材の沖江菊二郎さん
【７代目】旭建設の黒木数義さん
【８代目】小松産業の日髙基秀さん
【９代目】八興運輸の三輪純司さん

◆日向商工会議所のあゆみ
■１９４７（昭和２２）年６月１１日＝社団法人富島商工会議所設立。会員３４４人。初代会頭安藤昇氏就任
■１９４９（昭和２４）年５月＝会頭山本泉氏就任
■１９５０（昭和２５）年１月＝会頭兼藤誠一氏就任
■１９５１（昭和２６）年６月１日＝日向市市制施行に伴い日向商工会議所と改称
■１９５５（昭和３０）年１月２８日＝新会議所法に基づく認可
■１９６１（昭和３６）年４月＝会頭日髙利美氏就任
■１９６１（昭和３６）年６月１０日＝「商工会法」の制定に伴い「市内区域」に定款変更
■１９６４（昭和３９）年４月＝会頭沖江菊二郎氏就任
■１９６５（昭和４０）年１２月５日＝住所を日向市本町１０番５号へ変更
■１９６７（昭和４２）年１１月２２日＝創立２０周年記念式典
■１９７１（昭和４６）年４月＝会頭日髙利美氏就任
■１９７５（昭和５０）年４月＝会頭黒木数義氏就任
■１９７７（昭和５２）年１１月１８日＝創立３０周年記念式典
■１９８５（昭和６０）年６月８日＝旧郵便局へ改築移転。住所を日向市上町３番１５号へ変更
■１９９８（平成１０）年３月１４日＝創立５０周年記念式典。会員１６６５人
■２０００（平成１２）年４月＝会頭日髙基秀氏就任
■２００７０７（平成１９）年１月１５日＝新事務所完成、開業
■２０１２（平成２４）年１０月＝会頭三輪純司氏就任
■２０１８（平成３０）年５月２６日＝創立７０周年記念式典、会員１５１２人
■２０２２（令和４）年６月３０日＝通常議員総会および７５周年記念事業（記念講演会、祝賀会）