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ミャンマーを忘れない写真展−極楽寺

本紙掲載日:2022-07-07
3面
資料を投映しながら説明する富山さん
現地とテレビ電話でつないで話す時間もあった「ミャンマーを忘れない写真展」のトークイベント。画面に映る左からカム・ワンさん、ケビンさん。右側でスマホを見せているのは富山さん

トークイベント−JICA九州の県北アドバイザー富山さん

◆弾圧の現状、交流経緯など−オンラインで現地とやり取りも

 「ミャンマーを忘れない写真展」のトークイベントが3日、延岡市土々呂町の極楽寺であった。同展を主催したJICA九州宮崎県北地域国際協力アドバイザーの富山隆志さん(69)=同市緑ケ丘在住=が、写真や動画を投映して見せながら、政変後のミャンマーの現状や延岡との人材・経済交流の経緯を話した。オンラインで現地と直接やり取りする時間も設けた。

 交流は2014年、延岡市内企業有志がミャンマーを訪ね、現地の企業経営者らと懇談したのを契機に、コロナ禍前までに研修生と関係者約150人が来延。市内の協力者宅にホームステイした。極楽寺もその一つ。同国の第2の都市マンダレーには、交流拠点「ノベオカフェ」も設置されている。富山さんはその橋渡し役を務めた。

 巻きスカートに似た同国の民族衣装ロンジーを着けて登場した富山さんは、ミャンマー語のこんにちは「ミンガラバー」と、さようなら「タァタァ」の2語を来場者に覚えさせてから講話を始めた。

 昨年2月、国軍によるクーデターが起きた後、集まった若者の腕に書かれていたのは自分の住所、名前、連絡先。いつ殺されるか分からないからだ。

 そして、交流で来延した1人の写真を見せて「この人が投獄されている」と、民主派弾圧が続いている現状を伝えた。「ミャンマーは5カ国と接し、多民族国家でもある。国境のストレスと多民族のストレス、今はそれに軍のストレスが加わった」

 オンラインでやり取りしたのは、16、19年に来延したカム・ワンさんとケビンさん親子。2人の顔が映ると同時に延岡から「ミンガラバー」と手を振り、2人も「ミンガラバー」と手を振って応え、つかの間の交流を楽しんだ。

 カム・ワンさんはケビンさんの日本語訳で「仲良くなった延岡とマンダレーが、連絡が取れなくなって残念。この状況が終わった後に、お付き合いが続くことを願っています」と伝えた。

 写真展の開催は、政変後の研修生らの安否を気遣うホストファミリーの声がきっかけ。富山さんは「短い期間でも、同じ空間で過ごすことで生まれた人と人のつながりが、ミャンマーと延岡の関係を築いた」と、個人同士のつながりの大切さを強調した。

 イベントには曹洞宗の僧侶、檀(だん)信徒、一般の約70人が参加。講話前には同寺の柳田泰宏住職が導師となって法要を営み、世界中の人々が安全で安定した生活ができることを祈った。

◇17日、日向でも写真展

 写真展は7日まで同寺で開かれ、富山さんが14〜19年に平時のミャンマーで撮影した33点を展示した。17日午後1〜4時、日向市日知屋の英語塾サンシャインアカデミーでも展示される。入場無料。

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