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土々呂中と岡富中が平和学習

本紙掲載日:2022-07-07
6面
真剣な表情で延岡大空襲の話を聞く土々呂中の生徒
岡富中で行われた平和学習。右は講師を務めた坂本記者
岡富中で8日まで開かれている延岡大空襲に関する資料展

延岡大空襲について学ぶ

◆戦争は一晩で日常壊す

 延岡への空襲をテーマにした「平和学習」が6月29日、延岡市立土々呂中学校(石井豊久校長、418人)であり、1〜3年生が戦争の悲惨さや平和の尊さについて考えた。夕刊デイリー新聞社取締役の坂本光三郎記者が講師を務めた。

 延岡への空襲は1945(昭和20)年3月ごろから始まった。延岡大空襲は6月29日未明にあった空襲を指す。飛来した米軍の大型爆撃機「B29」117機が来襲。1時間30分にわたる焼夷(しょうい)弾攻撃によって延岡の街は焦土と化し、多くの死者を出した。

 坂本記者は写真と映像を見せながら、延岡大空襲について説明。空襲前と後の写真を比較し、梅雨の時期で市街地上空が厚い雲に覆われていた深夜の空襲では、1万メートル上空から正確にレーダー攻撃を行っていたことを紹介した。

 続けて、戦前の市街地の映像を上映。笑顔で遊ぶ子どもたち、市民でにぎわう駅伝大会など市内各地の日常風景が映し出され、坂本記者は「普通の生活が一晩にして壊されていくのが戦争」と話した。

 また、事前に収録した声優・池田知聡さんの朗読を流し、焼夷弾で人々が逃げ惑う様子や延岡の町並みが失われる様子を浮かび上がらせた。坂本記者は「このような悲惨な時代があったことを覚えていてほしい」と呼び掛けた。

 また、岡富中学校(三樹浩二校長、332人)では翌30日に平和学習が行われた。同校は、平和学習の一環として、7月8日まで校内で延岡大空襲に関する資料展を実施している。資料展を見た3年の瀬戸口仁禮さんは「(写真を見て)戦争がどれだけ悲惨か分かった。今の延岡と全然違う」と話した。

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