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復職希望−潜在看護職が研修中

本紙掲載日:2022-07-08
3面
潜在看護職のトライアル研修で実習に励む受講者(延岡看護専門学校)

慢性的な人材不足解消へ・延岡

 長らく現場を離れていた看護師らの職場復帰を支援する2022年度「トライアル研修」が、延岡看護専門学校や市内医療機関などで実施されており、30〜50代の女性7人が技能のおさらいに励んでいる。

 慢性的な人材不足が続く中、看護の知識と技能を再獲得してもらい、医療施設や訪問看護ステーションへの就業を支援しようと、10年前に延岡地区独自で開始。19年から県看護協会も一緒に取り組んでいる。

 今年度研修は6月30日に開講し、今月1日には延岡看護専門学校で手技を実習。人体の質感を再現したり、血管に似せた細い管に赤い液体が流れる腕の模型、ダミーなどを用い、静脈採血や皮下注射、ワクチン接種の筋肉注射、点滴の静脈内注射、血糖測定を反復練習した。

 今後は8月中旬にかけて、医療機関などで実地研修を積んでいく。市内から受講した看護師の金子美香さん(34)は、結婚、出産で5年前に離職したといい、「ブランクがあり、忘れていることも多いので申し込みました。学生や新人の時のようでまだ怖いですが、基本的なことから学び直し、来年くらいに復職できれば」と、何度も実技を繰り返していた。

 県北はもともと看護職が不足しており、新型コロナウイルス感染症への対応で、さらなるマンパワーが求められている。こうした中、県看護協会などは全国に70万人いるとされる潜在看護職の復職支援に力を注ぎ、現在は月450人のペースで再登録が進んでいるが、実際に職場復帰できる人の数は限られている。

 職場環境の条件や育児、親の介護など、抱えている事情は個々さまざまで、延岡看護専門学校の門田広美副校長は「ブランクがあって不安な気持ちは十分分かりますので、トライアル研修を通して自信を取り戻し、復帰してもらえたらありがたい」と期待を込めた。

 また、県ナースセンターの荒川貴代美係長も「少しでも復帰を考えていて悩んでいる方がいれば、ぜひ一度ご相談ください」と希望。「その人の人生に関わっていくという思いでしっかりと話を聞いて、職場と結び付けたいと思います」と呼び掛けている。

 潜在看護職の現場復帰に関わる相談は県看護協会の県ナースセンター(電話0985・58・4525)か延岡看護専門学校(電話延岡21・1305)。

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