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日向支社で職場体験−門川中生が取材

本紙掲載日:2022-07-08
6面
藤田さん、野村さんにインタビューする一瀬さん、松葉さん(7日、門川町東栄町)
にぎやかに語り合う参加者の皆さん

門川町の認知症カフェ

 門川町立門川中学校3年生の一瀬優心さんと松葉悠空(はるく)さんは7、8日、日向市北町の夕刊デイリー新聞社日向支社で職場体験学習を行い、記者の仕事を体験しました。

 7日は、看護小規模多機能ホームこばる別館(門川町東栄町)で毎週開かれている「オレンジカフェいぶき」を取材し、記事にまとめました。8日は、同町の企業に入社したバングラデシュ人エンジニアの取材に同行しました。

 「オレンジカフェいぶき」についてまとめた一瀬さん、松葉さんの記事を紹介します。

◆「誰でも笑い合えるオレンジカフェ」門川町中学校三年・一瀬優心さん

 門川町東栄町の看護小規模多機能ホームこばる別館で7日、「オレンジカフェいぶき」が開催された。地域の高齢者が笑い合いながら脳トレや雑談を楽しんだ。

 オレンジカフェとは、認知症の人やその家族だけでなく、地域の高齢者など誰もが気軽に集うことができる認知症カフェ。

 この活動は7年ほど前から始められていて、「オレンジカフェいぶき」を担当する野村玲子さん(?)が、施設長の藤田智賀子さん(73)に声を掛けられたことがきっかけだったそうだ。

 集まった高齢者の方々に、オレンジカフェに集まって何をするのが楽しいか質問してみたところ、「家で一人でテレビを見ているだけじゃつまらない。皆に会って笑ったり話したりすることが楽しい」「この活動を続けてくれている野村さんや藤田さんに感謝している」と答えてくれた。

 集まって身近な話題を共有することで、テレビで聞くのとは違ったものが感じられるようだ。

 野村さん、藤田さんにこれからオレンジカフェをどうしていきたいか、目標などはあるか質問したところ「今の笑い合える楽しい形を継続していきたい」と答えてくれた。

 「オレンジカフェいぶき」は毎週水曜日と木曜日の午前10時から正午まで、看護小規模多機能ホームこばる別館で開催されている。

 また「オレンジカフェひらじょう」は第2、第4木曜日の午後1時から同3時までスーパー平城で開催されており、どちらも「年齢など関係なく気軽に来てほしい」とのことだ。

 野村さんは「皆で楽しく過ごせるように話の内容を考えたり、それに向けて準備したりすることは全く苦にならず、楽しい」と話していた。

◆「オレンジカフェ誰でも歓迎」門川町中学校三年・松葉悠空さん

 門川町には認知症の人や地域の高齢者のための集いの場がある。
東栄町にある看護小規模多機能ホームこばる別館では毎週水、木曜日の午前10時から正午まで、「オレンジカフェいぶき」(認知症カフェ)が開催されている。

 認知症であるかどうかに関係なく、一人暮らしの高齢者など誰でも歓迎し、集まって仲良くしゃべったり、笑い合ったりしている。

 7日は、日にちの確認から始まり、参加者に七夕にちなんだクイズを出したり、「長生き音頭」を歌ったり、熱中症対策など身近な話題をいくつも出して楽しませた。参加者を飽きさせない工夫が感じられた。

 また、参加者の中には90歳の人もいて「たくさんの人と話すことが楽しい」と話していた。

 「オレンジカフェいぶき」を担当する野村玲子さん(65)は「誰しも支えてもらわないといけない時がくる。人の輪の中に入って、人の意見を聞いたり、自分の意見を言うことがとても大切」と話していた。

 施設長の藤田智賀子さん(73)は「参加者の皆さんの様子を見ていると、人とのつながりが一番大切なんだとつくづく感じる」と話していた。

 また、看護小規模多機能ホームこばる別館では偶数月の第1土曜日の午後1時から同3時まで、認知症の人とその家族を対象に、日ごろの愚痴や悩みを打ち明けることができる「認知症の人と家族のつどい」も開催されている。「少しでも思いを共有する時間を持ち、心を軽くしましょう」と呼び掛けている。

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